「マラソンを科学する」という大会テーマのもと、今年も第38回つくばマラソンがスタートしました。
ゲストランナーである、山の神・柏原竜二とサイラス・ジュイ選手を前夜祭から含めると、
2日間に渡りストーキングしてきたことになります(笑)。
今回は、今まで県内に住んでいても見に行く機会がなかった方や、
このつくばマラソンに出場してみたいなという初心者ランナーの方に向けて、
少しでも参考になればと思い記してみました。
前日、同じつくば市で行われた「前夜祭」を見に行き、帰ってブログにのせて、
翌日は6時起きというスケジュールだった為、少し寝坊しました。
時間的には、ギリです。 間に合うでしょうか。
前夜祭の模様です。 つくばマラソン前夜祭でついに山の神、降臨!サイラス・ジュイ選手までも!
2018年 つくばマラソン開催、多彩なゲストランナーたち
この日は、寝坊したために電車ではなく車で出かけました。
近隣の駐車場は使えないという情報もありましたが、会場となる筑波大学付近には
歩いて10分位の所に有料駐車場が結構あり、そのうちの一つに運よく止める事が出来ました。
9時スタートで、今は8時40分です。 取り急ぎ、スタート地点の会場に向かいます。
アッ、ちなみに駐車場は、一時間100円でした。 安い!
スタート10分前! 筑波大学構内はすでに大勢のランナーで埋め尽くされていました。
この大会では、つくばマラソン独自の ウェーブスタート という形式をとっていて、
一斉スタートではなく5分おきにランナーがスタートします。
スタートを待ちわびるランナーの方達に混じって、人ごみをかきわけ出発地点へ向かいます。
スタート場所の筑波大学集会道路に着くと、盛り上がっています!
見たことも無いゆるキャラもいました(笑)
トイレはそこかしこに用意されていて、観戦する分には心配することはないようです。
構内には、スーパーマーケットのカスミもあり、軽食であれば困る事もありません。
さあ、いよいよスタートです。 市民マラソンという事もアリ、ランナーの方も楽しんでいる様子。
5分おきでのスタートなので、ひとつのグループのスタートが終わるとすぐに次のグループが
スタートします。 通常ですと、スタートしてもすぐには人がばらける事は無いのですが、
このウェーブスタートであれば5分もすると大変走り易くなるそうです。
もう少し広い道幅であれば、3分おきでもいいらしいのですが、筑波大学構内の道幅であれば
この辺が限界との事。 この42.195kmのフルマラソンのスタートが終わると、
次は同じ場所から10kmマラソンのスタートが始まります。
ギリギリで着いたために、フルマラソン出場のサイラス・ジュイ選手を見る事は出来ませんでした。
しかし、この後思いがけず遭遇することになるのですが・・・・。
ならば、せめて10kmマラソンに出場する柏原選手のスタートだけはカメラに収めたい!
と思っていたら、ナント目の前にいらっしゃいました! イヤイヤ・・。
二代目、山の神です。 山の神と呼ばれるのはあまり好きではないと、
昨日の前夜祭で語っていましたが、あえてそう呼ばせて頂きます(笑)。
何気ないスタート直前のモモあげをされていましたが、その可動域の大きさに驚きました。
やはり、違う・・・。
この後、柏原選手は出場するランナーにエールを贈り、自らもスタート地点に並びました。
このシーンが見たかったんです。
周りの方も隣に山の神がいるので、少し緊張気味の様子です。
この後は、ゴール地点であるキャンパス内の陸上トラック競技場に足を向けたいと思います。
そう言えば昨日の前夜祭で、スタート地点にある段差に注意してください!
と言われてましたが気になったので調べてみると、ありました。 こんな感じです。
ここはゴールする際にも通過する場所ですので、これから出場される方はチェックしておいて下さい。
ゴール地点の陸上競技場に向かう途中、普段あまり立ち入る機会もない筑波大学キャンパスを
散策し、楽しむ事ができました。 大きな池もあり、色づいた紅葉も大変きれいでした。
第38回つくばマラソン大会の結果はいかに。
ゴール地点である陸上競技場に到着です。 期待に胸が膨らみます。
実は昨日の疲れもアリ、今日はケーブルテレビで観戦しようかな?
ナンテ思っていたのですが、やはり来て良かったです。 生の臨場感は違いました!
観戦席には、多くの観客の方がすでにスタンバっていました。
これがゴールです。
途中、沿道で走っているランナーの方の写真も撮りたいなと思っていた矢先に、
場内アナウンスが聞こえてきました。
「10kmマラソンの選手がまもなく入ってくる模様です!」
:(;゙゚'ω゚'): ハッ! だって、10kmマラソンのスタート、さっきしたばっかりじゃん!
そう、時間にして30分程です。 完全にランナーの速さを見くびっていました。
来ました! 10kmマラソンのトップ選手です。
のんきに筑波キャンパスを楽しんでいる場合ではなかったのです。
この後、続々と選手たちが入ってきます。 もう少し、先に行って見てみましょう。
競技場手前の最終コーナーです。 さすがに先頭集団はフォームがきれいですね。
さらに先に、先に進みます。
そう、この時でした。 私の目の前を柏原選手が走っていました。
速すぎてカメラには捉えられませんでしたが、思わず「アッ!柏原選手だ!」と叫んだ瞬間、
周りにいた観客の人達も「あっ!柏原選手だ! 走ってる!」とチョットした騒ぎに・・・。
まあ、選手として出場しているので走っているのは、当たり前なのですが
箱根駅伝のシーンを覚えている方達にとっては、感慨深いものがあったのでしょう。
マラソンには、時間制限があります。
確か、10kmマラソンであれば1時間とチョット位でゴールしないといけない訳です。
そうなってくると最初にスタートしたフルマラソンの選手たちもそろそろ、ここにやってくるはず。
今度は、しっかりとカメラに収めようとした瞬間、
私たちの目の前を、他の人達とは違うスピードの2人の選手が駆け抜けていきました!
アッ! サイラス・ジュイ選手だ! また、やってしまいました。
ただ、そのスピードは間近で見ていて鳥肌が立ちました!
トップアスリートの速度というものは、42kmを走ってきても、あれほど速いものなのですね。
レース後、インタビューを受けているサイラス・ジュイ選手です。
今大会では2位でフィニッシュでした。 若干くやしそう。
フルマラソンの部門では、優勝は黒田勇紀選手
タイムは、2時間18分13秒、神奈川県の選手でした。
フルマラソン・女子の部では松本恭子選手が2時間43分42秒のタイムで優勝です。
おめでとうございました。
最後に疲れている所、申し訳なかったのですがサイラス・ジュイ選手に写真をお願いすると
快く引き受けてくれました。 お疲れ様でした!
それにしても先程の間近で見た、あのスピードが頭から離れません。
まとめ
年々、人気のあがるつくばマラソン。
出場するための費用も上がって、今はフルマラソンで7000円程かかるそうです。
でも大阪マラソンは15000円程かかるそうなので、まだまだお安いのかも知れません。
無事、大会も終わり大会ボランティアの方達も一安心でしょう。 大変にお疲れ様でした。
是非、来年はここ筑波大学競技場で皆さんとお会いできればと思います。
歴史ある、この大会が末永く続く事を祈って、ここで終わりにしたいとおもいます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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