2020年 6月20日 遂に牛久シャトーで 一部ではありますが、レストランが再開いたしました。
また、お土産等を扱う物販ショップも併せて復活。
この日を待ちわびていたかのように、朝から多くの人達が来場していました。
更に、このタイミングで「牛久シャトー」が 日本遺産 に認定。
山梨県甲州市と共同で申請していた「日本ワイン140年史~」が
甲州市共々、人と土地が結びついた夢のある物語として日本遺産に認められたのです。
このタイミングを狙ってのレストラン再開だとすれば、なかなか粋な計らいかもしれません。
ちなみに飲食・物販再開に伴い、牛久シャトーの目の前に位置する有料駐車場では
レストラン・ショップで千円以上ご利用で2時間無料、二千円以上で4時間まで無料となりました。
では早速、レストランへと向かいましょう!
牛久シャトーレストランのコース料理紹介
以前は「レストラン キャノン」という名で営業していましたが
今回は、 牛久シャトーレストラン となっておりました。
現時点ではクレジットカードでの支払いは出来ません。ただ今導入中との事。
そしてメニューは2000円と3500円(税込み)のコース料理のみとなっています。
通常60席ほどある店内ですが、コロナ対策により間隔を広く取るために
40席 まで減らして営業しているので、すぐに満席となってしまうよう。
という事で、しばらくの間は電話での予約が必須の様です。
ちなみにレストラン直通の電話番号は 029-896-3612です。
お店に入り、エントランスで受付をします。
待合スペースもかなり広いので、密になる心配もご無用です。
この日は予約をしての来店。呼ばれたようです。行ってみましょう。
ここは昔のワイン貯蔵庫を改造したレストランの為、壁などはレンガがむき出しです。
でもこれが普通のレストランとは趣を異にしていて、とても新鮮な感じ。
まずは楽しみにしていたワインです。
グラスに映る家族の笑顔がやっと見れました。
今回頼んだのは2000円のコースです。(なんと税込みです)
まずは前菜。シーザーサラダです。
写真でうまく伝わるかは分かりませんが、運ばれてきてそのボリュームに驚かされました。
生ハムやサラミ、ミートローフ等の四種のお肉に囲まれた、山盛りのサラダ。
思わず心の中で
「あの~、頼んだのは2000円のコースなんですけど、間違ってませんよね~」と、つぶやく始末。
そして食べすすめるうちに、下からは温泉卵がこんにちはー!
まろやかな卵と相まって、がぜん食が進みます。
味の異なる四種のお肉も絶妙の味付けでした。
続いてはスープです。
メニューでは ”牛久産 お野菜の彩りスープ" となっていまして
この日はカボチャの温スープ。
一口すすり、思わず「うまい」と大きな声を出してしまいました。
ヤバイ、変な客だと思われる・・
でも十分に裏ごしされたカボチャが、本当においしかったですw
いよいよメインの登場。
この2000円のコースでは、魚料理か肉料理のどちらかを選べます。
それぞれに違った物を頼んでみました。
こちらが地鶏モモ肉のグリエ。
普段、高級食材等はあまり口にしないのでボキャブラリーが足りなくて困ってしまいますが
まるで、高級なケン〇ッキー・フライド・チキン。
皮にしっかりと味が染みていて、いくらでも食べれる感じです。
こちらはバルサミコソースの魚料理です。
バルサミコソースを絡めて食べると、昇天しそうとの事。危険です。
程よくお腹も満たされたところで、最後のデザートへと進みます。
ラズベリーや野イチゴをあしらった濃厚クリームプリンになります。
濃厚ではありますが、くどくなくバニラアイスのような舌ざわり。
とにかく全ての料理の味が期待値以上。
ここのフレンチシェフの腕前がうかがい知れるというものでした。
この他にパンと食後のコーヒーが付きます。(紅茶にチェンジもあり)
これで2000円って儲けは大丈夫ですか?と心配になりますが
普通に営業しているという事は、きっと大丈夫なのでしょうw。
この日、牛久シャトーまで来て「本日は予約のお客様で満席です」
との看板で、引き返す方が大勢いらっしゃいました。
ホームページ等で混雑状況を広く告知出来ればいいのにな~、と強く思います。
では物販店も少し覗いていきましょう。
牛久シャトー、物販も復活!
久しぶりに牛久シャトーに活気が戻ってまいりました。
今回レストランと物販ショップに関しましては、以下のような営業時間になっています。
※ 毎週月曜日が定休日です。ご来場の際は、ご注意下さい。
ショップに入場する人達からは、「本当に久しぶり~」という声が洩れ聞こえてきました。
皆さん、やはり待ちわびていたのですね。
店内はまだ、以前のような品数の多さは見込めなかったのですが
その内徐々に徐々に商品数も増えてくる事でしょう。
こちらは牛久シャトー内で収穫されたブドウを100%使用した赤ワイン。
当然のごとく電気ブランや、はちブドウ酒も売られています。
併せて、甲州産のワインも多く目立ちます。
この日、園内ではレストラン再開を祝して、甲州ワインの試飲販売会も開かれておりました。
国産ワイン醸造に情熱を注いだ日本の二大産地は、日本遺産という称号を手に入れ
これからも、力を合わせて進んでいく事になりそうです。
木陰に用意されたスペースには多くの人々が集い、以前の閑散とした風景はどこへやら。
皆さん、それなりの距離を取りつつ、思い思いのくつろぎタイムを過ごされておりました。
また時間に余裕があれば、園内の散策もおススメです。
こちらは再開したレストランの裏手にある巨大な樽。
なんとも絵になる風景があちらこちらに点在しています。
無料の「神谷傳兵衛(かみやでんべえ)記念館」は、日本のワインの歴史に触れられる場所です。
是非、足をお運び下さい。
まとめ
この度、牛久シャトーレストラン再開の時期に 日本遺産認定が重なり
多くの人出となりましたが、レストランに関してはまだ一つ目の再開です。
ワインセラーやワインショップの開店にも、まだまだ時間がかかるでしょう。
園内を見渡しても、本格的な営業が始まったばかりの為
全てに手入れが行き届いているという訳にはいきません。
ですが、ここに至るまでには多くの市民ボランティアと行政の頑張りがありました。
是非とも、今回の日本遺産認定を弾みにして
以前以上の賑わいが、ここ牛久シャトーに戻る事を願って終わりにしたいと思います。
では・・・
飲食・物販が閉鎖した直後は、こんな感じでした。
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