QRコード決済の波はもうそこまで!フリマでもスマホ決済?


皆さんの身近では、どの位の人がQR決済をしていますか?

 

もう知らないでは済まされない、新しい波がそこまで押し寄せてきています。

 

先日、近所のフリーマーケットに出かけてきたのですが、近い将来フリマでスマホ決済が

 

当たり前に行われる時代が来ても、少しもおかしくありません。

 

東京浅草の雷門で人力車を走らせる会社でも、最近では中国人観光客が多いため、

 

現金以外でも中国の電子商取引最大手である「アリババ」の二次元コード(QRコード)

 

を使ったスマホ決済「アリペイ」を導入しているそうです。

 

 

政府が2025年までにキャッシュレス比率を40パーセントまで引き上げる目標を掲げていますが

 

このキャッシュレス化の恩恵はわれわれに、どのようなものをもたらしてくれるのか見ていきましょう。

 

QRコード決済で小売店はどうなる!?スマホ決済の利点とは

 

現在、小売店が抱える問題としてキャッシュレスの設備を導入した場合、

 

高額な手数料や入金までにかかるタイムラグが足かせとなっています。

 

小売店であれば、運転資金には限りがありますので、いかに早く収益を運転資金に回せるかは死活問題です。

 

 

ところが今の現状を見てみますと、海外では1パーセント程度の手数料が日本では3~5パーセント

 

もとられています。 これでは、利益率のあまり大きくない商品を扱っている店舗ではどうしても

 

積極的に導入するメリットが薄れてきます。 また、決済端末機の設置にも大きな金額を擁します。

 

いかに政府が東京オリンピックまでにキャッシュレス化を推し進めようとしても、

 

この壁を崩さなければ、日本に於いての大幅な普及は望めないでしょう。

 

それでなくても、日本では街のいたるところに現金引き出し機が設置されており、

 

現金での買い物に不便を感じる事はありません。

 

 

中国が急速なキャッシュレス化になったのも、このようなお国柄の違いが背景にあったからです。

 

中国では、高額紙幣は偽札の恐れもあり、また多くの人が触る紙幣は衛生的ではない

 

といった点などからキャッシュレス化が推し進められました。

 

 

ですが日本で、この二次元コードを使ったキャッシュレス決済が浸透したらどうなるでしょう。

 

当然、費用の掛かる決済端末機は不要になってきます。

 

極端な話、店頭にQRコードの印刷物を貼っておけば、お客さんが決済アプリを取り込んだ

 

スマートフォンで支払いを終えられるのです。

 

 

更にQRコード決済に参入している企業の中には、決済手数料を無料にしたり大幅な引き下げを

 

実施しているところも出始めています。

 

これらの要素はキャッシュレス化を渋っていた、小売店にとっては大きな朗報になります。

 

 

昨今では、外国人観光客の占める来店比率は増加の一途をたどっています。

 

大手の企業であれば当たり前になっていたこのキャッシュレス販売ですが、

 

中小小売店にはいま一つハードルが高かったのも事実です。

 

いかに、家族経営の多い中小小売店の負担を減らしていくのかが今後の大きな課題となりそうです。

 

 

加熱するスマホ決済、企業間における勝負の行方は

 

現時点において、スマホ決済には様々な方式がありますが、

 

やはり一番、注目されているのは二次元コード(QRコード)決済でしょう。

 

この二次元コード決済とは、店舗内に設置されたカメラでお客さんのスマホ画面に表示された

 

QRコードを読み取って決済するというものです。

 

 

今までのような読み取り端末機が不要になってきます。

 

また、先程お話しましたQRコードを印刷した紙を提示し、それをスマホで読み取る方式であれば、

 

なんの設備もいらない訳です。

 

 

中国では、IT企業であるアリペイやウィーチャットぺイがキャッシュレス時代を先導しています。

 

IT企業の特徴として、手数料を大きく引き下げ、他の分野で利益を上げる事を優先化しています。

 

決済サービスで得られる、様々な情報を新たなビジネスにつなげていこうとしている訳です。

 

かたや銀行系がいまだに強いお国もあります。

 

北欧諸国では銀行系がモバイル決済サービスを牽引しています。

 

何といっても銀行系の強みは預金がある事でしょう。

 

この預金と組み合わせた決済サービスで、北欧では多くの顧客を掴むことに成功しました。

 

 

日本に於いては、現在両社どちらかが大きくリードしているというわけではなく、

 

IT企業と銀行がせめぎあっているといったところです。

 

 

日本のスマホ決済(QRコード決済)の事業所を上げると、インターネット系では

 

  • 楽天ペイ
  • ペイぺイ(ソフトバンク・ヤフーの合弁会社)
  • メルペイ(メルカリ)
  • オリガミペイ

 

などで、メガバンク系ですと

 

  • みずほウォレット
  • MUFGウォレット

 

などが参入するようです。 日本では、どちらが覇権を握るのか見守っていきたいところです。

 

 

まとめ

 

競争が活性化している個人間の送金においては、すでに手数料ゼロが当たり前になっているとか。

 

どちらにせよ、今までのような古めかしい決済サービスではこれからの時代は生き残れないのかもしれません。

 

キャッシュレス時代が我々の生活の質を上げてくれるのは想像に難くありません。

 

 

Suica が普及したことにより、改札での混雑が減り自動販売機での現金収集も大変楽になったそうです。

 

この様にキャッシュレス時代が我々に与えてくれる恩恵は大きく、コスト削減にも貢献しています。

 

ただここ日本に於いては、まだまだ現金払いでの信仰は薄らいではいないので、

 

それに勝る魅力を提示できるかどうかが、このキャッシュレス化の大きなカギになるでしょう。

 

 

 


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