美浦トレーニング・センター見学、ドラマの舞台裏!(前編)


秋になると、競馬ファンの関心が徐々に高まってきます。

 

菊花賞、天皇賞といった競馬の最高格付けであるG1レースが開幕します。

 

レースの開始を告げるファンファーレの音が鳴り響く中、そこに至るまでの舞台裏にも様々なドラマがありました。

 

 

今回は、茨城県の美浦村美駒にある美浦トレーニング・センターにお邪魔してきました。

 

名前は聞いたことがある方も多いと思いますが、普段はなかなか訪れる機会もないと思います。

 

圏央道が開通し、阿見東インターチェンジ、もしくは稲敷インターチェンジから15分ほどで

 

到着しますので、日帰りでも十分に大丈夫です。

 

 

一般の方でも気軽に見学出来るのか?といった事も含めて見てまいりました。

 

 

美浦トレーニング・センターを見学

 

ここ美浦トレーニング・センターは、主に日本中央競馬会(JRA)が主催するレースへの出走に向け、

 

サラブレッドが日々トレーニングを行う場所です。

 

また、敷地内には最新の医療機器が設置されており、総合病院としての機能も有しています。

 

 

まず最初に、訪れた場所は「ターフプラザ」と呼ばれる広報会館です。

 

そこに隣接して記念撮影などが出来る「ファントピア」という公園がありました。

 

ここには、歴代の名馬がレリーフとなって飾られていました。

 

 

また、漆黒の馬の銅像も誇らしげに飾られています。

 

これまで、シンボリルドルフやタイキシャトルといった競馬史に残る名馬が

 

数多く輩出されてきた美浦トレセンの顔を垣間見ることができます。

 

 

さて、ターフプラザと呼ばれる場所へ行って見ましょう。

 

入場料は無料なのですが日曜日しかやっていないため来場の際はご注意下さい。

 

あと月曜競馬開催日もやっているそうです。

 

 

ターフプラザ4階においては、美浦トレセン所属馬のG1優勝パネルやレプリカゼッケン等が展示されています。

 

受付で名前を書いたら、4階へと進めます。

 

また通常であれば、屋上から南調教馬場や厩舎地区を一望できたのですが

 

今回、伺った時はあいにく、外壁工事をやっていて調教馬場等を見る事ができませんでした。

 

 

まず、中に入りますと何とも立派な馬の彫刻が現れます。

 

奥に進みますと、美浦トレーニング・センターの全景が模型で作られていました。

 

あと、航空写真です。

 

ここで、軽く美浦トレーニング・センターの生い立ちについて触れてみたいと思います。

 

昔、競走馬は競馬場内で管理されていました。 しかし昭和30年代に入り、

 

競馬場周辺の市街化が進み環境上、競馬場が競走馬を飼育管理する場所として適さなくなりました。

 

 

更に競走馬の厩舎の収容能力に限界が生じてきたことなどから、

 

これら諸問題の解決策として競走馬を集中管理するための施設の構想が打ちだされたのです。

 

 

そうして1978年4月に、関東地区のトレーニングセンターとして美浦トレーニング・センター

 

が会場した訳です。 当時の様子を写した貴重な写真が飾られています。

 

その時の工事風景でしょう。 また、開場したときの写真もありました。

 

面白いのが、開場した際に運行していた、当時の国鉄バスの切符です。 貴重なものですね。

 

壁には、美浦トレセンが輩出した G1優勝馬のパネルが所狭しと飾られています。

 

隣には、G2,3優勝馬のパネルもあり当時を知る人であれば、非常に懐かしいと思います。

 

 

こちらは、宝塚記念の勝ち馬、サトノクラウンです。

 

他には、調教用のゼッケンや騎手の道具なども展示されています。

 

 

 

美浦トレーニング・センター乗馬苑、見学

 

一般開放されている乗馬苑もありました。

 

ここも無料で、休みは毎週月・火曜日及び年末年始となっております。

 

ここでの乗馬には事前申し込みが必要になります。

 

乗馬する気はなかったので、それは良かったのですが、実は私はここで大変な間違いに気づかされました。

 

美浦トレセンの代名詞でもある坂路タワー、競走馬スイミングプールなどは普通に見れると思っていたのです。

 

 

しかし、こちらの見学も事前予約制との事。

 

係りの方に聞いた所、毎月土曜日・日曜日のみ定員9名のみ見学出来るそうです。

 

定員9名だと、一体どれほど待てば順番が回ってくるの?

 

と思い伺ったところ、「ガラガラの時もありますよ!」とのこと。

 

 

早速、電話したところ2名であれば、一週間後の日曜日でもOKです!とご返事を頂きました。

 

キャッホー! というわけで、来週行って来ます。

 

今回、前編としたのは、こういった理由があったのです。

 

次回、詳しくリポートさせて頂きますので是非お読みください。

 

 

まとめ

 

なんとも爽やかな秋晴れの下、美浦トレセンを楽しみましたが

 

次回はもっと詳しく踏み込んでみたいと思います。

 

私と同じ目に合いたくなければ、事前の予約で訪れるように致しましょう。

 

予約申し込みは、以下のようになります。

 

 

美浦トレーニングセンター 総務課

 

TEL: 029-885-2111  (月・火曜日除く 9:30~12:00/ 13:00~16:30)

 

こちらで美浦トレセン施設見学と乗馬体験が申し込めます。

 

なお、乗馬体験は20名が定員のようです。 また、毎月第2日曜日だけの実施です。

 

ご希望の方は早めに申し込みましょう。

 

 

行って来ました!後編です。 美浦トレーニング・センター見学、ドラマの舞台裏!(後編)

 

 

 

 

 


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