不動免沼、池の水を抜いた後はどうなってる? こんな状態!


以前、あるテレビ番組で不動免沼の「池の水ぜんぶ抜く」大作戦をやっていました。

 

果たして、その後不動免沼はどうなっているのか?  見てきました!

 

不動免沼は、茨城県稲敷郡河内町長竿5412にある沼です。

 

この不動免沼をぐるりと取り囲むようにあるのが「水と緑のふれあい公園」

 

駐車所やトイレ、子供広場もある整備された公園です。

 

 

この公園の中にある不動免沼を、元のキレイな姿に戻したいという事で

 

前述した「池の水ぜんぶ抜く」大作戦が行われたわけです。 着いてみると、こんな感じでした。

 

今回は池の水を抜いた直後、それから徐々に水位が戻る様子も写真に収めました。

 

変わりゆく過程をお楽しみください。

 

茨城県河内町の不動免沼、池の水が全部抜かれていました。

以前のなみなみとした水辺は、一体どこに行ってしまったのでしょう。

 

ここ不動免沼は利根川とつながっている沼で、当然利根川に生息している外来魚もここに住み着いていた訳です。

 

 

池の水を抜いてみると、そこには中国原産の外来種、1mを超すハクレンも混じっていました。

 

そんな巨大魚がここを我がもの顔で泳いでいたのですね。

 

他にも、アメリカナマズやブルーギルといった魚も捕獲されています。

 

番組では「今やここの池は特定外来魚の巣窟になっている!」といった感じで放送していましたが、

 

利根川の水を引き入れているのであれば当たり前の話です。

 

そうしないためには、利根川や近くにある新利根川の外来種と呼ばれる魚種を全て、排除しなければならないわけです。

 

当然、現実的な話ではないと思いますが・・・。

 

それは、ともかく一度、このように水を抜かれた池や沼を乾燥させることを

 

「池干し」または「掻い掘り」といいます。

 

 

これは、古くから行われてきた日本の伝統的な池の管理方法でもあります。

 

水を汲みだし、泥をさらってそこに住む生物を取り出し、天日で干すわけですね。

 

 

昔は不動免沼も大変きれいで泳ぐことも出来たそうですが、10年前に水草が大量に発生し

 

町が除草のためにソウギョを100匹程放したところ、水草は減ったのですが水質の悪化が酷くなっていったとか・・・。

 

 

ソウギョとは、中国原産の淡水魚で水草を食べる事でも知られている魚です。

 

ちなみに環境省が要注意外来生物にも指定しているものです。

 

というわけで、個人的には一刻も早く昔のきれいな不動免沼が戻ることを願っております。

 

こちらは、公園の中から不動免沼を撮った写真です。

 

奥に見える道路の先には、雄大な利根川が流れています。

 

 

チョット見に行きましょう! すぐ近くなので。

 

到着です。 こちらがその利根川です。

 

向こう岸は、千葉県の成田市になります。

 

ここ最近になって分かった事ですが、この利根川には中国四大家魚が繁殖しているようです。

 

中国四大家魚と呼ばれる魚は、ハクレン、コクレン、ソウギョ、アオウオ の四種類。

 

※霞ケ浦水族館に展示されている中国四大家魚たち

 

これらの魚は広い川幅と長い距離を持った河川でないと繁殖できない巨大魚たちです。

 

日本に於いて、それらの条件を満たす河川が実はここ利根川だったのです。

 

ここで繁殖したハクレンが様々な経路を経て、不動免沼に入り込んだのですね。

 

では、この後の不動免沼の水位を時間の経過と共に追ってみました。

 

 

池の水を抜いた後、水位が戻るには思ったよりも時間がかかった

 

最初に訪れたのが2019年の2月。

 

そして2019年4月においても、未だ水は張られておりませんでした。

 

看板でも判るように4月いっぱいは水を張る予定はなさそうですね。

 

という事はゴールデンウィークにあわせて水を引き込むのかもしれません。

 

しばらくの間、様子見といった感じです。

 

 

 

2019年5月末でも、まだ水は張られていませんでした。 思いの外、時間がかかるようです。

 

ただこの天日で干す時間が長ければ長い程、後々の水質に影響が出るのかも知れません。

 

ただ、この状態ですと最初に訪れた2月の時とあまり水位は変わっていませんね。

 

下の写真が2月に訪れた時のもの。

 

こちらが5月末

 

同じアングルで撮った写真ですが、変化なし。

 

 

 

 

2019年6月中旬、ついに水位が徐々に戻ってきました。

 

満水時に比べればまだまだですが、それでも最初の頃からみれば水位の上昇が見て取れます。

 

多分昔は、写真の白いラインが入っているところまで水はあった模様です。

 

しかし、これからは徐々に徐々に水位も戻ってくる事でしょう。

 

更に池干しを行った影響でしょうか。 水質が大変きれいになっています。

 

 

長い時間をかけて天日干ししてきた甲斐があったようです。

 

これが池干しの効果なのですね。

 

また、今までは立てられていなかった看板もお目見えしました。

 

この日、池にかかる橋を親子連れが楽しそうに散歩していました。

 

きれいになった水を見て会話もはずんでいるようです。

 

 

都合4ヶ月にわたる取材(笑)もこれにて終了出来そうです。

 

末永くこの状態を維持していきたいものですね。

 

 

まとめ

 

茨城県、川内町にある不動免沼「水と緑のふれあい公園」では、

 

2018年から始まりました冬季に行う「かわちイルミネーション」が有名です。

 

河内町といえば米どころ。

 

その稲穂の形をしたイルミネーションが公園全体に張り巡らされています。

 

これから池が満水になれば、そこを中心にイルミネーションの光が公園全体を暖かく包み込んでくれるはずです。

 

駐車場やトイレも設置された、このきれいな「水と緑のふれあい公園」に是非訪れて下さい。

 

以上でした。

 

 

 

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