筑波山ケーブルカーで夜間に行く、もみじライトアップに行って参りました!
期間限定で行われる、このもみじライトアップ。
想像だけが大きく膨らみ現実は一体どうだったのか? 皆さんと共に、歩んでみたいと思います。
11月3日から12月2日まで行われる、このイベントは紅葉が色づく時期限定のものになります。
時間は17:00~20:00までで、土、日のみしか運航していない時期もありますので調べてお越しください。
(期間や時間は、2018年時点のものとなります)
お車ですと、ナビの目的地に筑波山神社と入れますと、写真の場所に案内してくれます。
では早速行って見ましょう!
筑波山、ケーブルカーで行く「もみじライトアップ」
我々が到着したのは、開始一時間前の16時頃でした。
神社入口近辺には有料駐車場も多く、大体一日500円位で駐車できます。
突き当りまで行くと800円かかります。
この時間は、ちょうど筑波山の登山客が多く帰ってくる時間帯でもあります。
暮れなずむ関東平野に、皆さん見入っています。
我々は登山客の人達とは入れ違いに、これからケーブルカー乗り場へと向かうわけです。
基本私はカエルが大嫌いなので、筑波山名物のガマの油など売っているお土産屋さんは素通りです(笑)
ケーブルカー乗り場までは、筑波山神社を通って行くようになります。
筑波山神社は富士山と並び東の霊峰「筑波山」をご神体として仰ぐ、3千年の歴史を持つ古社です。
縁結びや交通安全祈願で訪れる人も多い神社になります。
この辺までは、まだ余裕です。
ただ若干階段の傾斜がきつく、ガマガエルに注意しなければならないため疲れます。
(本当はいません)
拝殿が見えてきました。 歴史ある立派な建造物です。
この辺りから徐々に暗くなり始めます。 拝殿の明かりが人々を引き寄せます。
私は拝殿の中の写真が撮りたかったので、失礼とは思いつつ一枚撮らせていただきました。
なにやら、おごそかな雰囲気が漂っています。
僧の方がここで日々、修行に励んでいるのですね。ありがたい事です。
ここよりケーブルカー乗り場へと階段を上っていく訳ですが、とにかくキツイ!
日頃の運動不足がたたったのか、なかなか階段を上がれません。 フ~。
やっと、ケーブルカー乗り場に到着しました。 何やら、一粒二粒雨が顔に当たります。
山の天気は変わり易いので、皆さんも装備には注意しましょう。この後、雨はすぐに上がりました。
この時点では、想像していたより混んではいませんでした。
ここから頂上までのケーブルカーの料金は・・・
通常ですと、大人が往復1050円。 6歳以上の小児が530円掛かりますが
17:00を過ぎますと、大人が往復で1000円、小学生以下は無料となります。
皆さん17:00の30分前に普通にきっぷを買っていました。
もう少し待てば、お子さん連れであれば大変お安く乗車できるのにもったいないな~と思いました。
ケーブルカーが来るまで、辺りを見渡しているとライトアップの準備が着々と進んでいるようです。
きれいですね。 我々がおとずれた時は、さほど紅葉も進んでいなかったのですが、
これから少し経つと本当に見頃を迎えるようになります。
この時期でもわずかに色づいたモミジがライトアップされると感動しますので、是非足を運ばれてはと思います。
そうこうしている間に、ケーブルカーが到着したようです。 いよいよ、乗車です。
ケーブルカーから見えた、もみじライトアップに・・・
胸が高鳴ります。
カエルに注意しながら乗車します。←(だから、カエルいないって!)
筑波山のケーブルカーは、一度に107名を乗車できる大きさです。
ここ宮脇駅から山頂駅まで、全長1634mの距離を時速12kmのスピードで進みます。
時間にして8分程ですね。
このケーブルカーの歴史は古く、大正14年に箱根ケーブルカーに次いで開業しました。
戦時中は不要の鉄道として廃止されていましたが、昭和29年に営業を再開する事になります。
私は、皆さんにモミジのライトアップで喜んで頂こうと先頭の窓に陣取りました。
小さなお子さん達が、私を押してきます。(うわ~やめろ、そんなに押さないで~!)
時間になり、ケーブルカーがおごそかに出発です。
と、いきなり!
思っていた速度より、かなりのスピード!
ギョヒ-! ちょ、ちょっと待って!
ぎょ、ぎょ~!
すいません、冗談です。
カメラのシャッタースピードなど何も分からない私が撮った写真は
全て、このような写真になってしまいました。
アッ、今東京タワーと同じ高さまで来ている模様です。 は、早すぎる~!
下りケーブルカーとすれ違います。
ちょ、ちょっと! もみじライトアップの写真はどうなるの~!
ただ今、東京スカイツリーと同じ高さまで登ってきたそうです。
更に、もみじライトアップの場所が近づいて来たようです。
最高のシャッターチャンスです。
イヤ、イヤ、イヤ・・・・最高速度100kmかよ・・・・。 本当にすみませんでした。
あっという間に筑波山頂駅に到着です。 ぶ、ぶつかる~!
え~と、昼間であれば四季を通じて色とりどりの草花を見ることができます。
ナント春は梅・桜などが、初夏にはアジサイなどの植物を楽しむことができます。
是非、お越しください。
いよいよ、筑波山山頂に到着! 関東平野を望む夜景が我々を待っています。
皆さん、我先にと山頂駅を飛びだして行きます。
私も、先程の失態を取り戻すべく駆け出しました。
言い忘れましたが、この頃になるといつの間にか大勢の人でごった返しています。
結構人気のある夜間運航のようです。
最近では、夜の動物園や水族館が大人気のようですが屋内と違い
この臨場感あふれる楽しさは野外ならではの醍醐味です。
これが、今年に入って日本夜景遺産と認定された景色です。
えっ! これだけ。 はい、そうです。 では帰りましょう。
アッ、お土産屋さんも覗いていこうかな?
ここにきて素晴らしい夜景を撮りたければ、望遠レンズは必携の様でした。
展望台の2階がレストランになっています。 いい匂いがしていました。
帰りはデジカメの調整をして、きれいなもみじライトアップの写真を撮ろうと思います。
ただ、「もう少しライトアップの規模を大きくしても良かったのではないか?」というのが正直な感想でした。
帰りも特等席を確保するために、早めに並びました。
山頂でも、まだそれほど紅葉はすすんでいません。 しかし、何とも幻想的な風景です。
変なもの写っていませんよねw。 大丈夫のようです。
さあカメラの調整もばっちりかと思われますので、早速出発していただきましょう。
ぎょえ~! 直ってない!
でも遠くに見える夜景が素晴らしいではありませんか!
アッ、トンネルです。
一体、何キロ出てるんだよ~!(←12km) これは途中にある長峰トンネルになります。
というわけで、大変楽しかった筑波山ケーブルカーの夜間運航も終わりとなります。
ふもとの宮脇駅に着くと、すっかり辺りは日が暮れて真っ暗。
そこに浮かび上がるライトアップされた風景を、皆さん思い思いにカメラに収められていました。
帰りに筑波神社参殿を通りかかった時、家族で来られた方達でしょうか?
何やら真剣にお祈りをしています。
背筋をピンと伸ばしたその立ち居振る舞いが何とも神聖な物に見え、目を離せなくなりました。
大変、失礼だとは思ったのですが、あまりにも絵になっていたので一枚写真を撮らせていただきました。
きっと、そのお祈りがかなうように私からもエールを贈らせて頂きたいと思います。
まとめ
上りの階段もきつかったけれど、帰りは帰りで下りの階段も大変です。
筑波山もみじライトアップが終わってカエル 帰る人用に、もう少し明るくしてくれると助かります。
いろいろ文句ばかり、言ってますけど本当はこのシュチュエーションをもっと上手く活用すれば
もっともっとたくさんの人達が楽しめるイベントになると思います。
今年 日本夜景遺産にまでなった、この風景。
関東のみならず、他の県からも多くの人が訪ねてくれるように頑張っていきましょう!
ここまで、お読みいただきありがとうございました。 おしまい!
午前中は、すぐ近くの真壁町の街並み巡りを楽しみました。
茨城観光マップはこちらです。
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