今現在、西野流呼吸法に通われている方で、まだ指導員の方に気を送ってもらっても何も感じない
いつになったら気に反応するのか?といったお悩みをお持ちの方もいるかもしれません。
私も通い始めた頃はそうでした。
しかし、あせらず稽古を続けていれば必ずその時はやってきます。
突然にそうなります。
確かに回りを見渡せば老若男女問わず、皆さん楽しそうに気を感じていらっしゃいます。
自分だけが何も感じないというのは、さみしいというか不安になるものです。
これは私が長年通い、他の方達を見てきた経過と自分自身どうだったかを思い出しながら記したものになります。
西野流呼吸法は、どの位通えば、体が気に反応するのか?
何回、通えば気に体が反応するのか?
これはかなり個人差があるので、はっきりどの位と言えないのが辛いところではありますが
私の場合ですと約半年かかりました。
月に4回通って、6ヶ月とすると24回目ということになってきます。
中には通い始めた初日の日に、気に反応したという方もいらっしゃいます。
生まれ持って気の通りやすい体質の方もいるわけです。
他には、あまりにも半信半疑で稽古されている方も上達が遅くなる傾向があるようです。
しかし西野流呼吸法のすごいところは、そのように半信半疑で稽古を続けていても
結果がしっかりと付いてくるところです。
最初の3ヶ月はまず、しっかりと丹田呼吸法を身に付けましょう。
その期間を経て、身体の受け入れ態勢が徐々に整ってきます。
それはあなたが意識していようと、いまいとに関わらずです。
頭がそれらの事柄を受け入れていなくても、体は実に正直です。
自宅で西野流呼吸法を学ぶのもいいのですが、やはり教室にきて皆さんと共に学ばれると
他の方の気も知らない間に浴び続ける事になります。
教室の中では、活気あふれる気が渦巻いています。
一時間の基本稽古が終わるころには、敏感な方は次の対気にそなえて皆が出し始める気に反応し
立っていられなくなる人もでてきます。
このような環境に身を置き楽しく稽古を続けていれば、必ずあなたの体も気に反応する時がやってきます。
そして、すでにあなたは感じているはずです。
指導員が出す気に何も感じられなくても日常感じている体の変化に!
西野流呼吸法を学ぶことで、今までとは違う事が起き始めていませんか?
そうした積み重ねの後に、その日は突然にやってきます。
私もある日、指導員の方と手を合わせ対気をしていた時に
それまで何も感じる事など無かった私の体が、突然に強力な力で後ろに引っ張られたのです。
始めは気のせいだろうと思っていたのですが、それから対気を行うたびに私の体は
凄いスピードで後ろ向きに走り始めるようになりました。
後ろに目はついていないので(笑)そのまま行くと壁に衝突してしまいます。
全身を使い、止めようと試みるのですが無理です。
筋肉の力ではとても止めきれません。
壁には分厚いマットが張り巡らされているので、衝撃はやわらぎますがそれでもかなりの衝撃です。
多分、普通そのような事態になればケガをしてもおかしくありません。
ですが呼吸法により体が緩みきっており、気に満ちた体のなせる技でしょうか
ケガをしたことは一度もありません。 逆に指導員の方が心配するほどです。
そして稽古が終わると、何とも言えない爽快感に体は包まれます。
この状態が2.3日続きます。
ですので、今反応しないからと言ってすぐに止めてしまうのは本当に勿体ないので
もう少し頑張って続けることをお勧めします。
きっと目には見えませんが、あなたの体は大きく大きく水面下で変化しています。
西野流呼吸法は、ダイエットやアンチエイジングにもなる。
西野流呼吸法を続けていると不思議な事に太り過ぎの方はやせ始め、やせ過ぎの方は太り始めます。
正しい呼吸がその人本来の正常な体形に戻してくれます。
また、西野流呼吸法のアンチエイジング力はすさまじいものがあります。
対気と呼吸法によって細胞自体が若返るのですから、イヤだといっても若返ってしまいます(笑)
今現代、アンチエイジングのために様々なサプリや健康法が巷にあふれかえっています。
西野流呼吸法もそれらのメソッドに負けず劣らずのものです。
ただ、こちらは細胞自体が若返るという反則スレスレのものなのですが・・・・・。
西野先生によると、細胞寿命は125年から150年あるそうです。
ヘイフリックという学者の限界説でも説かれています。
しかし、WHO(世界保健機構)の調査では、日本人の平均寿命は81~82歳くらいになってます。
今時点ではもう少し伸びているのでしょうが、それでもこの説のほぼ半分にしかなりません。
世界的にみれば、65歳前後が平均寿命だそうです。
出来うるならば、このような尊い命を永く伸ばしていきたいものですね。
まとめ
西野流呼吸法を行っていると、足の裏と手のひらが真っ赤になってきます。
体の中から気が湧きだしている証拠です。
また、手から出る気を顔にかざすと人によっては「顔に風を感じる」という方もいらっしゃいます。
定期的にある会社の健康診断で、医師による問診がありますよね。
その際、私のピンク色になった手を見て「最近、体に不調を感じませんか? この手の色は普通じゃない!」
と毎年、問い詰められます。
最初の頃はなんとかゴマ化していたのですが、だんだん面倒くさくなり
「今、この手から気が出ているんです!」と言うと、ヤバイ奴だと思ったのか
「あ~、もういいです。分かりました。」と打ち切ってもらえるようになりました。
どちらが正しいのか分かりませんが、深淵なる人体の不思議はまだまだ全て解明されているとは思いません。
皆さんも人間の持つ素晴らしい可能性を信じて歩んでいきましょう。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
カテゴリ:西野流呼吸法について [コメント:0]
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