2019年9月上旬、小貝川の全ての堰が開けられました。
この日、私はかねてより念願だった減水期の小貝川へ向かったのです。
下流にある豊田堰から上流にある福岡堰まで釣り上がる計画を立てました。
ここでは、減水期の各ポイントの状況をリポートしていきたいと思います。
今度の休みは小貝川釣行を予定されているあなたにお届けしたい情報です。
では小貝川に点在する、有名ポイントを順を追って見ていきましょう!
2019‘ 小貝川・減水期、各ポイントの状況は?
まず最初に私が訪れたのは、最下流の豊田堰でした。
今回は青木 大介プロ、プロデュースのゲーリーの3’ディッシュワームのみを使っての釣行です。
ノーアクションのタダ巻きだけでデカバスを引きずり出すという話題のワーム。
いかなる実力を見せてくれるのか、非常に楽しみです。
時間は朝の6時、朝もやに煙る豊田堰の様子です。
いつものようにあちらこちらで魚が飛び跳ねていましたが、肝心のバイトはなし!
にごりも多少あります。 貴重な時間帯なので、見切りをつけ次の場所に向かいます。
ここは国道6号線に架かる文巻橋の下です。
毎朝通勤途中に通る道なのですが、9月に入ると平日でも多くのバサーの姿が見られます。
水位は下がり、橋の下では反転流が渦巻きいかにも釣れそうな感じですが
ディッシュワームの表層引きに反応は無し!
ウ~ン、濁りを避けてどこかに逃げ込んでいるのでしょうか。
さて次の岡堰に向かいましょう。
岡堰でも当然のように堰が開けられています。
堰が閉められ満水の時は、ここも水で満たされていますが減水期に訪れると水底の状況がよく分かります。
このような硬いコンクリートで覆われた場所なので水門近くには多くのバスが集まるのでしょう。
肝心の本流でディッシュワームをドリフト(放置w)させましたが、アタリなし!
アッ、少し話は逸れますが先日豊田堰で釣りをしていたら
隣で釣っていた方が、エサ釣りでアメリカナマズを釣りあげていました。
遂に小貝川もアメリカナマズの巣窟になってしまうのか、少し心配です。
さて最後の福岡堰に行く前に、小貝川のテトラ帯も覗いていきましょう。
ここも水位が下がり、テトラが顔を出してきています。
早速ディッシュワームをキャストすると、子バスが下から湧いてきてアタックしてきました。
今日初めてのバスのチェイスです。
ディッシュワームの尻尾に必死にバイトしてきますが、ノルまでには至りません。
ですが、お隣の方が朝方15cm位のバスをテトラ周りで釣ったとの事。
「釣った内に入りませんよ」と言ってましたが、ここは少しだけ釣果が見込るポイントでした。
さて、いよいよ最後の福岡堰です。 結論から申し上げますと、ここも渋かったです。
水位は下がり、バスの密度は上がっているのでピンポイントの場所さえ分かれば
上手な人は釣果に結ぶ付けられるのでしょう。
本流そして根通用水路の現況は、ご覧の通りです。
ここで実は以前から気になっていた、鬼怒川に行ってみたくなりました。
どちらにしても、このままでは帰れません。
よし! 隣を流れる鬼怒川に行ってみましょう!
鬼怒川にチョット寄り道です
小貝川での釣果を期待していた方には申し訳ないのですが、
鬼怒川は福岡堰から車で10kmも走れば、たどり着ける場所なのです。
時間にして20分弱といったところでしょうか。
鬼怒川と言えば、社員旅行で行った鬼怒川温泉のイメージが強いのですが、
バスの密度はどうなのでしょうか?
たしかスモールバスが結構釣れているイメージがあったのですが・・、
興味深々で到着したら、鬼怒川の水は濁りも無くチョーきれいでした。
ここは八間堀川と鬼怒川が合流する場所です。
土手を降りて地図の緑色の部分をヤブこぎして進むと、このような場所に辿り着きます。
ヤブこぎと言ってもこの程度ですが、この先護岸に近づく際は滑り落ちないように気を付けて下さい。
私は少し滑りました。 本当に注意が必要です。
目の前に広がる景色はご覧の通り。
流れは結構強いです。 いかにもスモールバスが好みそうなポイント。
早速、ノーシンカーのディッシュワームを泳がせてみました。
するとナント、すごい勢いでバスが急接近してきました。
しかし岸際に近かった為、すぐに逃げて行ってしまいます。
ただ急流をかき分け近づくスピードは、ラージバスのそれとは明らかに違いました!
オオ―! 早くも鬼怒川スモールのお出ましです(笑)
先程から見ていますと、流れが強すぎるためにディッシュワームだと浮き過ぎてしまいます。
この様な流れの強い場所だとノーシンカーでは無理ですね。
底を取るため、1.8gのラウンドジグヘッドにディッシュワームをセットし直します。
軽く落とし込み、シェイクを2回ほど行うと・・・
喰ってきました!!!
さすが川バスの引き、水面でも暴れまくりです。 やはり、バス釣りは楽しい!
そして上がってきたのは・・・
キレイな魚体のスモールマウスバスでした。 久しぶりに見る虎模様です。
25cm位でしょうか、しかし結構重い。
筋肉がギッシリ詰まった川バスならではの重さなのでしょう。
鬼怒川、初釣行にしては上出来ですw。
この後も粘ろうと思ったのですが、日差しが強くなり腕がヒリヒリして
更に根がかったので、ここらが潮時かなということで午前中に納竿となりました。
それにしてもゲーリーのディッシュワームと
鬼怒川の高いポテンシャルには、感心させられた一日でした!
まとめ
9月上旬、小貝川の減水に伴い多くのバサーが集まり始めます。
この後、秋口を迎えるころには濁りもおさまり多くの釣果が聞こえてきそうです。
まだまだ暑い日が続きますが、これからがバス釣り本番。
体調を整え、頑張っていきましょう!
※ついに小貝川でも待望のスモールが・・・
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