関東でスモールマウスバスの釣れる、有名な河川と言えば
鬼怒川と小貝川ではないでしょうか。
スモールマウスバスと言えば、フィールディングに入った時に現れる虎模様が有名です。
激流を好み獲物を追いかけまわす様は、まさに川の虎そのもの。
今回はそんな川の虎を懐に抱く、関東二大河川に注目してみたいと思います。
どちらもおかっぱりで釣れる場所なので、気軽に出かける事が出来ますね。
それでは、その有名な二大河川へと繰り出しましょう!
剛の川、鬼怒川
鬼怒川とは関東平野を北から南へと流れる一級河川です。
最終的には利根川と合流するのは、小貝川も一緒なのですが
その利根川の支流の中でも、最も長い176.7kmという広大さを持っています。
この支流とは呼べないような一級河川に、鬼怒川スモールバスが潜んでいます。
水量も豊富で比較的、小貝川ほど人的プレッシャーもなく穴場的な河川です。
ただその分、足場が整備されているとは言い難く自然のフィールドの厳しさも感じる事でしょう。
更にその流れの強さは、同じ場所に位置する小貝川よりも強烈です。
ここは茨城県の水海道駅からもほど近い場所。
この様な比較的便のいい場所?でスモールバスを拝めるのですから、あまり文句は言えません。
もちろん鬼怒川でもラージマウスバスは釣れますが、高い確率でスモールマウスバスが上がってきます。
日本のスモールの聖地といえば、福島県の檜原湖、長野県の野尻湖などですが
そこまで行かなくても、スモールの顔が見れるのは本当にありがたい。
また下流域でも、このような釣果が見込めるのであれば中流、上流に向かえば
もっと元気のある、ネイティブスモールに出合う機会も増える事でしょう 。
私も時間を作って、スモールバスに限らず様々な魚種を釣り上げてみたいと計画しています。
そんな釣り人のロマンをくすぐる懐の深さも、鬼怒川の持つ魅力ではないでしょうか。
続いては、もう一つのメジャー河川でもある小貝川を紹介します。
小貝川に関しては、このブログで頻繁に紹介していますので
今回はちょっと変わった釣行をお届けします。
柔の川、小貝川
2019年9月14日の釣行日記です。
この日、私はつくばエキスプレスが走る陸橋そばの小貝川テトラ帯にいました。
時間は昼の11時過ぎ、当然多くのバサーで大混雑でした。
台風一過の影響か、川は激にごり。 今日はダメだなと思い少し下流へ移動。
真上をこのようなパイプ状の橋?が通っている場所に到着です。
知っている方も多い場所では、ないでしょうか。
対岸の奥に見える建物を拡大して見ると・・・
茨城リハビリテーション病院と書いてあります。 目印にどうぞ!
さて、ここの川の一部にテトラが敷き詰められています。
少し上流では激にごりでしたが、ここは案外水がきれいです。
何投かして、ふと足元を見るとテトラに巨大な穴が開いているではありませんか!
まるで何かに吸い寄せられるように、その穴にゲーリーのディッシュワームを垂らしてみました。
何かモゾモゾしてるな~と思っていると
喰った~!!
アッという間にテトラの穴が砂まみれに!!
暴れまわって、上がってきたのは
キレイな縞模様の小貝川スモール、川の虎参上!
ディッシュワーム、がぶ飲みですねw
大きさは30cm位でしょうか。 でもうれしい!
スモールらしく体高があり、重量感のある魚体でした。
この後、粘るもアタリなし。
本当は、川バス本来の強烈な引きを楽しみかったのですが、ただ穴から引き上げただけ (笑)
ヤレヤレです・・・。
ここも流れはありますが、鬼怒川ほど強くはありません。
また小貝川は一年を通し、減水期、増水期があるため中々一筋縄ではいかない場所でもあります。
そこが又、面白いのかも知れませんが。
という訳で、近くを訪れた際にはテトラの穴にワームを落とすのをお忘れなく・・。
まとめ
関東平野を横断する、この二大メジャー河川。
最近はラージバスの影が薄くなり、スモールの釣果が多く聞かれます。
こうなってくると、でかいラージマウスバスの顔も見たくなってきます。
ラージvsスモールなんて、そもそもナンセンスな話ですが
やはりどちらも甲乙つけがたい魅力がありますね。
スモールが虎なら、ラージは獅子(ライオン)
次にあなたの竿を曲げるのは、どちらのBASSか?!
期待どうりのBASSが上がる事を願って、終わりたいと思います。
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