ネットリテラシーとは?自分の身は自分で守る、ネットリテラシー力!


このところ、よく耳にする「ネットリテラシー」とは、どんな意味なのでしょう?

 

リテラシーとは、読解記述力のことを指します。 簡単にいうと読み書きができるという事です。

 

リテラシーだけを、単独で使う事は少なく「ネットリテラシー」とか「金融リテラシー」

 

といった使い方が多いですね。

 

ネットリテラシーとは、インターネットの知識があり、

 

それを上手に活用していける能力を有しているか、といった事になります。

 

又、情報を受信するだけではなく、発信もしていけるという点も含まれます。

 

 

昨今では、ブログやSNSで知らず知らずの内に、自らの立場を危うくする情報発信をして、

 

炎上騒ぎ等のトラブルになったという話も後をたちません。

 

 

誰もが簡単に情報を発信できるようになったこの時代、

 

マナーやルールがそれに追いついていない事も大きな原因でしょう。

 

今回はインターネットの便利なサービスを利用する上での注意点などを探っていきたいと思います。

 

 

ネットリテラシー力を高めて危険回避

 

まず最初に注意すべき点を、いくつか上げてみたいと思います。

 

  • 著作権や肖像権を理解しているか
  • 日記で書く内容はどのレベルまでか
  • 炎上が起きてしまったら
  • 楽して稼げる情報は本物か
  • ネット依存にならないために

 

まず、著作権や肖像権を理解しているか?といった点です。

 

よくツイッターなどで勝手に自分の写真を載せられて、困っている方がいます。

 

投稿した人から見れば「後ろ姿だからそんな大騒ぎすることでもないでしょう。」

 

と思いがちですが、厳密に言うとこのようになります。

 

 

プライバシーの保護という点から見ていきますと、

 

人は誰でも写真や映像を撮られない権利、撮られたものを公開されない権利というものを所有しています。

 

肖像権といいます。 ですので、「友人だから大丈夫でしょう」

 

といった感じではなく本人の許諾を得るのが大事という事も覚えておきましょう。

 

 

また、YouTubeの動画サイトでも公式であれば、ブログ等にアップしても問題ない

 

という話も聞きますが、これもあなたが公式に使える権利があるわけではないのです。

 

使うのであれば、前もって許可を得るといった姿勢が大事です。

 

 

また、ブログやSNSで日常の出来事を書いた日記ですが、

 

これもチョットした事からその人の個人情報が読まれてしまう危険性があります。

 

プロフィールの写真でも同様です。

 

横顔だから分からないだろうといった物からでも、その道のプロ?はかなりの情報を読み取るそうです。

 

知らない間に自分の写真が使われていたなんてことが無いように注意してください。

 

 

続いて、もしあなたのブログやSNSで発信したことが引き金となり、炎上してしまったら?

 

どう対処すればいいのでしょうか。

 

 

もっとも、やってはいけないのが感情に任せて反論するといった事です。

 

まずは最初にすべき事は冷静になるという事です。

 

原因を探し、自分に非があれば謝罪するとことも必要になってきます。

 

別の記事を立ち上げ、事のいきさつを説明するのもアリでしょう。

 

 

しかし、どう考えてもこちらに非がないといった場合は、

 

そのままやり過ごすといった手も出てきますが、面白半分にあおってくる方もいます。

 

先程の、別の記事で説明するというのもいいかも知れません。

 

 

続いて、「楽して稼げる情報は本物か」と「ネット依存にならないために」について触れたいと思います。

 

 

ネットリテラシー力を使い身を守る

 

今、ネット上では様々な”楽して稼げる”情報が溢れかえっています。

 

このような情報を見極める力も、ネットリテラシー力でしょう。

 

 

いつの世もお金儲けサイトは盛況です。

 

それは人の甘い考えにつけ込む、甘美な言葉を使った考え抜かれたものだからです。

 

時として、それらは本当に魅力的なサイトに見えてしまいますが

 

”楽して稼げる”といった言葉を使ったものは、ほとんどが詐欺的なものだと思って構わないでしょう。

 

 

最近はそうした文言を見慣れてきたせいか、簡単に騙されるかたも少なくなったとは思いますが

 

やはり成功しているネット上の人達は、当然それなりの苦労や勉強をしているはずです。

 

誰でもが簡単に稼げる訳では無いのです。

 

 

ただ「こんなに苦労した」「結果が出るまでが大変だった」と書いてしまったら

 

本来の目的である勧誘に支障が出るため、かなりオブラートに包んだ言い方に変えてあります。

 

 

特にネット上での宣伝文句に関しては、効果は話半分位に思っていた方が間違いないでしょう。

 

 

最後に、非常に便利なインターネットの使い方による問題です。

 

テレビよりネットの方が面白いという若年層の方に多い問題ですが、

 

ネットが生活の大部分を支配している場合、それはネット依存になる可能性をはらんでいます。

 

24時間、ネットの向こうには誰かがいます。

 

リアルな世界の友人達と違い、継続した友人関係を続けなくてもいい人達です。

 

そのような障壁の低い世界は、依存と隣り合わせになります。

 

たまには、思い切ってインターネットの世界と距離を置くのも、依存を断ち切る方法です。

 

 

ネット依存・ゲーム依存に関する記事 : ゲーム依存症をチェック!?克服する為の最善策は何!

 

まとめ

 

これは直接、ネットリテラシーとは関係のない話になってきますが、

 

先日、テレビを見ていたら北海道で困った問題が起きているというのです。

 

 

何かというと、北海道の牧場を営んでいる方の私有地に勝手に入り込み、

 

写真を撮る方が後を絶たないという事でした。

 

いわゆる、インスタ映えする写真を撮ろうとしてそこが入っていい場所なのか、

 

悪い場所なのかの判断もせず、勝手に写真を撮りまくっているというのです。

 

 

日本人の方と外国人の方が半々だそうです。

 

 牧場には外から持ち込まれた病原菌で作物がやられてしまうといった被害が出ているそうです。

 

そして、その地域に看板が設置されました。

 

その看板には、こう書かれていました。

 

「もう北海道には来ないで欲しい」 と・・・。

 

 

何故、この話を持ち出したのかというと、今ネットの世界では何でも許されるといった感が強く感じられるからです。

 

ネットトラブルの根底にあるのは、こういった他人の感情を考えない行為がまかり通っているからでしょう。

 

 

人と人が干渉しあう時、そこには最低限のルールやマナーが必要になってきます。

 

あくまでもネットを使っているのは人間だという事実を思い出し利用していけば

 

ネット上でのトラブルも減少するような気がします。

 

 

 


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