龍ヶ崎市の住宅街にある蛇沼。 かつては、バスがかなり釣れたらしい。
今はどうなっているんでしょう? 何やら釣り禁止になったとか・・・。
近くだったので、チョット見に行って来ました。
この蛇沼は、ご覧の「蛇沼公園」の中にある沼です。
周りは本当に閑静な住宅街。 こんなところにある位だから、沼といっても
「小さな池でしょ!」と思って伺いました。
駐車台数10台程でしたが、ちゃんと駐車場も完備されていました。
では早速、お邪魔してみましょう!
龍ヶ崎市の蛇沼ってどんな感じ?釣りは出来るの?
まず最初に、ここの地図を載せておきます。
住所は、龍ヶ崎市長山8丁目20ですね。
車を止め、中に入ってみました。 ここは近隣の方が早朝、散策するにはもってこいですね。
木々が生い茂り、爽やかな感じの公園です。
遊歩道には、木の階段が作られ森林浴を楽しみながら歩けます。
そして、何やら横の方から水の流れる音がします。
以前は、ここの蛇沼は水が干上がってしまった事があった為、どこからか水を呼び込んでいるそうです。
ということは、これがその水源でしょうか。
キレイな水です。 ですが、この水量であれば蛇沼の大きさも大した事はないな、
周囲5~6mの水たまりがあるだけでしょ! と少しがっかりしながら先へ進みました。
遊歩道の先にその蛇沼がいきなり、見えてきました。
(´・ω`・)エッ? ここ! こんなに広いの!!!
かなり驚きました。 だってこんな住宅地の真ん中にこんな場所があったとは・・。
遊歩道を降りて、沼のほとりまで行けそうです。
静かな湖畔の森の・・・・。 思わず歌っちゃいました。
岸際に鯉がかなりいます。 近寄っても逃げません。
ウ~ン、バスもいるのか? ただ広い事は広いのですが、水深はあまりなさそうです。
沼に沿って歩けそうですが、若干ぬかるんでる所もあるので長靴が必要かな。
それにしても気持ちのいい場所です。
公園内をいろいろ探索してみたのですが、どこにも「釣り禁止」の文字はありませんでした。
ここで上に戻って確認したいと思います。
ここは公園の中央にある望沼台という、上から蛇沼が見下ろせる場所です。
最初にここに来れば、蛇沼の大きさがすぐに分かったのですね。 ははは・・・。
蛇のオブジェもありました。 ではここで龍ヶ崎市役所に電話して確認したいと思います。
「もしもし、今蛇沼公園にいまして、ここの蛇沼で釣りをしたいんですが大丈夫でしょうか」
「アッ、そうですか。 一応蛇沼公園では釣りは禁止とさせていただいています」
「公園では?と言うと・・・」
「公園以外なら止めようがありませんが、公園内では禁止となっております」
「公園以外でも蛇沼で、釣り出来る場所はあるんですか?」
「あるようですが・・・・」
確かにここの地図を見ると、この蛇沼は公園内には収まりきれていませんでした。
公園に隣接していない場所であれば、アプローチ可能なようです。
「一応、分かりました。 公園内では釣り禁止という事ですね!」
「はい、よく蛇沼で釣りをしていると市民の方から苦情も入るものでご注意下さい」
といった流れでした。 ただ、沼全体を見渡しても周りは木に覆われていて
チョット簡単には釣りの出来る感じではありませんでした。
結論として、「ウ~ン、ビミョ~!」というオチでした。
近隣の方には、よき憩いの場という事で蛇沼は、静かに眺めるだけに致しましょう。
さてここまで来たら、近くにある有名な「竹内農場跡地」にも行って見ましょう。
蛇沼公園の近くにある、竹内農場跡地とは・・。
ここ「竹内農場跡地」は、廃墟マニアには案外有名な場所です。
また心霊スポットとしても、名を馳せているとか・・・。
個人的には、そのような場所は苦手ですが、歴史的建造物としての価値も高いはず。
せっかくここまで来たので少しだけ見てみましょう。(←かなり腰が引けてる)
地図上では蛇沼公園の近くですが、歩くと大変そうです。
私は車で行って見ました。 車のナビか、スマホのグーグルマップで行きましょう。
ここは道がかなり狭くなっていますので注意して進んでください。
アッ、ここかな?
ヤバイ! かなりの雰囲気です。 「立ち入り禁止」の看板が更に輪をかけています。
もう少し、近づいてみましょう。
見えてきました。 ここは現状、廃屋で立ち入り禁止です。
この竹内農場西洋館は、大正時代に日産(ダットサン)の創業者の一人でもある
竹内 明太郎が建てたものです。
農場の住居として建てられた赤煉瓦の西洋館は、当時の農場のシンボルでした。
この西洋館は、今まで竹内農場に付随するものと考えられていましたが、
その後、竹内 明太郎の日記により明太郎自身の別荘である事が判明しました。
竹内 明太郎の弟でもある、戦後の総理大臣「吉田 茂」も訪れたという記録も残っています。
現代では、屋根は朽ち落ち、床も抜けた状態です。
唯一残った赤レンガだけが、当時の繁栄を偲ばせるものとなっています。
この価値ある建造物を後世に残したいという団体もいる一方で、
壁には、落書きの後も結構ありました。 大事にしていきたいものです。
まとめ
今回蛇沼を訪れて、もし釣りが出来る様なら車に積んだ竿を出すはずでしたが、
残念ながら、そのような訳にはいきませんでした。
ですが、この竹内農場跡地も見れた事ですし、今回は良しとしましょう。
蛇沼の由来ですが、ある時釣り人が落ちている丸太に座って釣りをしていたら
水の中に何やら赤いものがチロチロ見えたそうです。
何かと思い、腰を浮かしたら座っていたのは丸太ではなく巨大な蛇の胴体で、
赤く見えたのは、大蛇の舌だったとか・・・。
蛇沼とイイ、竹内農場跡地とイイ、今回は少しだけ妖しげな世界をのぞいた一日でした。
では、また。
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