牛久沼でバス釣り、おかっぱりの旅日記


牛久沼は、茨城県竜ケ崎市にある大きな沼です。

 

また、ここは昔から河童伝説でも有名な場所です。 沼の中央に小さな島があります。

 

かなり前はここにウナギなどを食わせるお店があったそうです。

 

いまでは島に架かる橋も無くなり、さびれています。

 

ある小説でここにあった割烹屋の生け簀に、河童が飼われていたというものがありました。

 

とんでもない話です(笑)。 しかし、なんとも興味深い話ですね。

 

一説には、河童の正体は巨大なナマズだという説もあります。

 

そんな空想にふけっていたら、久しぶりにバス釣りに出かけてみたくなりました。

 

 

以前は、(10年位前)釣りに行けば必ず2~3匹はブラックバスが釣れていました。

 

河川を上から覗けば、そこかしこにブラックバスの魚影が見えていたものです。

 

一時のブラックバスブームがあり、外来魚へのバッシングもあり、

 

ここ牛久沼には今でもブラックバスはいるのでしょうか? 探検です。

 

牛久沼、バス釣りの旅

 

牛久沼と一口でいっても、支流も含めますとかなり広域な地域にまで及びます。

 

ここ牛久沼には、3つの大きな川が流れ込んでいます。

 

沼そのものでも釣りは出来ますが、広すぎてボートでもなければポイントを絞り込むのは無理でしょう。

 

 

今回は、おかっぱりという事で比較的、実績の高い稲荷川に的を絞ってみたいと思います。

 

昔、通った道を思い出しながら稲荷川と牛久沼が合流する場所へと到着です。

 

河童君の足の上あたりで稲荷川と牛久沼がつながっています。

 

ここは、バスボートなどをおろす場所にもなっています。

 

稲荷川に関しましては、エンジン付きのボートは禁止です。

 

そういった理由から、おかっぱりをする方も多いのではないでしょうか。

 

 

特に駐車場などは用意されていませんが、皆さん釣りたい場所に車を止めて釣りをしています。

 

うまく止めれば車同士、行き来が出来ますのでミラーを折りたたむなどして

 

良識ある範囲内で釣りを楽しみましょう。

 

 

では、少し稲荷川の上流へと行って見たいと思います。

 

ここは、河口からすこし上流に上ったところです。

 

写真のような台があちこちにありますが、乗ると非常に危険ですので足などかけないようにしてください。

 

ここは、3月頃ですとスポーニングシーズンでクランクベイトの底引きで大物が連発します。

 

 

桜の散る頃、よくここでBIGママが釣れました。

 

さて、今回の釣行は秋の気配が漂う10月中旬でしたので、活性もあがってきているはずです。

 

さっそく広く探るべく、バイブレーションで様子見です。

 

飛ばせる方でしたら、向こう岸近くまでは届くのではないでしょうか。

 

延々と引いてみましたが、まったくの当たり無し。

 

杭の近くをスピナべで探るのも早朝であれば手っとり早いかもしれません。

 

 

久しぶりという事もあり、まったく釣れる気がしません(笑)

 

アッ、そうそう牛久沼での釣行には料金が掛かります。 こんな看板があちこちに立てられています。

 

看板には、しばらくの間、現地売りを400円としますので監視員が来た場合、

 

すみやかに400円払ってね!と書かれています。 一度も会ったことはありませんが・・・。

 

 

さて、いよいよ雲行きが怪しくなってきたので、秘密の場所へと移動したいと思います。

 

更に上流を目指します。 川沿いに進んでいってもいいのですが、

 

この先農道で道が細くなりますので大外回りで、川の上流を目指してもいいかと思います。

 

写真の場所は国道46号線と稲荷川がぶつかる場所です。

 

奥に見える茶色い建物が茎崎交流支援センターになります。

 

 

ここから下流に向かいRUN&GUNです。 ただここは、道が狭く農道のため

 

駐車位置には気を付ける事と農機車両がきたら優先して道を譲るようにしてください。

 

 

少し下って、一つ目の橋の当たりが一時期釣れまくっていた有名なゴルフ場前です。

 

なんと、打ちっぱなしのゴルフ練習場が無くなっているではありませんか!?

 

しばらく来ないといろいろ変わっているものですね。

 

ここでは、連日連夜のプレッシャーからブラックバスもかなりナーバスになっていますので、

 

じっくりとワーム系での攻めがお勧めです。 私は昔ながらのセンコーでやってみます。

 

ここでのコツは、ワームを向こう岸のブロックに当てて音もなく着水させるのがポイントです。

 

そのため少し重めのワームなどがおすすめです。

 

昔はこの上から覗くとバスやブルーギルがうようよいて、肉眼でも楽しめたものです。

 

すこし粘りましたが、ダメ! 次です。

 

この橋の先に左カーブしているワンドがあります。 ここに最後の望みをかけます。

 

いました。 一匹、泳いでいます。 フ~! 音をさせないよう近づいてキャスト!

 

ウマく、向こう側の石組のブロックに当たり着水。 やはり、もってる人は違います。

 

え~、30分程粘りましたが、完全シカトです。 もう、帰ろうかなぁ~。

 

 

結論から申し上げますと、牛久沼にはもうブラックバスはいません!(イヤイヤ)

 

まあこれは冗談ですが、ただ久しぶりの牛久沼釣行で一つ気になった事があります。

 

以前と比べて生態系がかなり変わってきているという点です。

 

※これは2019年8月時点での話になります。

 

昔は鯉やブラックバスのスクールが多く見られたのですが、最近は見慣れぬ巨大魚のスクールを目にします。

 

そう、中国四大家魚の一つハクレンです。

 

多分、昔から生息していたのでしょうが、ここまでの表立ったスクールはありませんでした。

 

遠目で見ても優に1mは超える、個体の群れです。

 

 

しかし、このスクールのさなかバスも釣れていたので少し安心しました。

 

近隣の霞ケ浦では、ブラックバスさえも捕食するアメリカナマズの増殖が話題になっていますが

 

ここ牛久沼の生態系も少し気になるところではあります。

 

さて、せっかくここまで来たので、この少し先におかっぱりで有名なポイントがありますのでご紹介しときます。

 

 

先程の46号線まで戻り、国道6号線ではない方に進むと、最大の支流谷田川に当たります。

 

橋を渡る手前の森の里信号を右折すると、きれいに護岸された場所にでます。

 

ここは、足場が大変に良いのでファミリーで釣りを楽しむには最高のポイントになります。

 

ただ、私はここでいい思いをしたことがありません。

 

※この白鳥のいるエリアは釣り禁止とのコメントを頂きました。

 

 訂正して、お詫び申し上げます。

 

すっかり、やる気の失せた私はカメラに寄って来る白鳥と遊んでいました。

 

 

まとめ

 

やはり、以前と比べるとブラックバスの濃さが薄くなっている気がします。

 

ブラックバスに限らずですが、魚というものは湖沼に移植された当初は、

 

ものすごい勢いで増殖していきますが、時間が経つにつれ、

 

その湖沼のエサに見合った分だけが生き残っていくといわれています。

 

 

10年程前は、その増殖期の最中だったのかも知れません。

 

今現代は、ブラックバスの生息数も一定になり、安定期に入った模様です。

 

ここからが本当の腕の見せ所かも知れません。

 

 

最後に、竜ケ崎ニュータウンから国道6号線に向けて下ってくる陸橋があるのですが、

 

そこからの牛久沼が本当にきれいなので写真を載せておきます。

 

それでは、大変にお疲れ様でした。

 

 

釣れなかった日は管理釣り場で、心を癒しましょう。 管理釣り場の大物狙いは、こんな場所だった。

 

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千葉県の手賀沼で悪戦苦闘!    手賀沼でバス釣り、おかっぱりの旅日記。冬はDEEPで決まり!

 

 


コメントは2件です

  1. ROZEN BURG より:

    どうも、今年の夏稲荷川で出会った者です。あのですね、知り合いからボクが写ってると連絡があり確認したところ確かに自分でした。
    ただこのブログを確認したところ、去年の10月に投稿されたもののようですが、あのルアーはですね、まだ試作ルアーなため世の中に出ておらず去年の写真のわけがないんです。
    そこのところお答えください。(怒ってないです)
    あともう1つ、白鳥のいる東谷田川のアノ場所は釣り禁止エリアです。

    • otake より:

      こんにちわ! その節はいろいろ教えて頂きありがとうございました。

      ハクレンのスクールに関しては、牛久沼の変貌を正しく伝えたくリライトしています。

      確かにその日の件のような誤解を生むリライトだったので、追記させていただきました。

      あと顔が出ていないとはいえ、勝手に写真を使用した事お詫び申し上げます。

      いろいろ楽しく話をさせていただく内に、いつもは掲載許可を頂いているのを忘れてしまいました。

      こちらも深くお詫びいたします。

      更に試作ルアーという事で、写真がまずければ消去致しますので、御申しつけ下さい。

      次回、お会いした際もよろしくお願いいたします。

      東谷田川もみんなで釣りしていたので、疑問に思わず掲載いたしました。

      訂正いたしました。 貴重なご意見ありがとうございました。

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