成田山新勝寺に31日の大晦日、始めて年内参り(年内詣で?)とやらをしてきました。
我が家も通常はお正月の三が日に初詣に行っていましたが、
今回は年内を1年無事に過ごせた、お礼もかねて参拝させて頂きました。
この年内参りは案外知られていませんが、大きな開運を引き寄せるというもの。
そして通常であれば、多くの人出で見つけられなかった新たなスポットも発見できます。
成田山新勝寺であれば出世稲荷が新たな発見でした。
今年も滞りなく、出世したいという方や新たにお仕事を始める方にとっては
是非訪れて欲しい場所でした。
成田山新勝寺で年内参り
前半で成田山新勝寺の年内参りの様子を、後半で出世稲荷の模様をお伝えして参ります。
まずは31日の大晦日、通常であれば早朝に出発していた時間はゆっくり過ごし、
午前10時くらいにのんびりと出かけました。
31日という事で、露店のお店などはどうなっているのかな?と思いつつ到着してみると
やはり、これからの時間に備えての準備で大忙しでした。
多くの人出でごった返す時期ですので皆さん、それなりの気合で作業していました。
成田山新勝寺境内に入って、最初に目にしたのが重要文化財産でもある「額堂」
堂内には、成田屋-第七代市川團十郎像が納められているそうです。
お正月の三ヶ日でないとはいえ、それなりの人出もあるのではないか?
と思っていましたが、その通りで境内は多くの賑わいを見せていました。
ですが、いつもの三が日に比べるとその数は全然少なくゆっくりと参拝できます。
この年内参り、年が明けてないのにお参りしてもご利益がないのでは?と思いがちですが
そこは神様、年内であっても年明けであっても次の一年が良き年になるように願えば
分け隔てすることなく福を運んできてくれます。
逆に新年に今年の開運をお祈りする方は大勢いらっしゃいますが、
無事過ごせた一年をゆっくり感謝する方は少ないのではないでしょうか?
また、後ろがつかえている場所でのんびりと時間をかけすぎるのも気が引けますよね。
そういった意味でも一度機会があれば、今年一年をゆっくり振り返る時間を持ち、
無病息災に感謝するこの年内参りをおすすめ致します。
ただ一つ気になるのが、年が明けてないので古いお札の納める場所や
新年のお札に対応してないのではと心配しましたが、31日であればそういった心配も無用でした。
お護摩の時間もしっかりと設けられています。
心配ならば、一度お問い合わせしてみるのがいいかもしれません。
そして、年内参りのいい点が冒頭でも書きました、新たな発見!
今回、毎年参拝していてもまったく気づかずにスルーしていた場所がありました。
それが「出世稲荷」でした。
成田山境内にある「出世稲荷」に行って見ました!
先程、まったく気づかずにスルーしていたと書きましたが、実は毎年気になっていた事は事実です。
ただ何故いつもあの場所に、大勢の皆さんが並んでいるのかは分かりませんでした。
今回は比較的、境内が空いていたために発見出来ました(笑)。
しっかりと「出世稲荷」と書かれていたのですね!
初詣の時はここの階段に多くの方がびっちりと並んでいます。
知っている方にとっては大変に有名な場所だったようですが。
新たにお仕事を開始される方、また野心に満ちた出世コースをばく進したい方に
もってこいの場所でした(笑)
それは冗談ですが、この階段を上っていくと出世稲荷があります。
まず最初に境内入り口で売られている、お供えセットを購入してください。
稲荷神社だけあり、油揚げと対のお稲荷様、そしてローソクがセットになり売られています。
ワンセット500円です。 その場で係りの方がお祓いをしてくれます。
お稲荷様に願いを託し、お供え致します。
そして使ったローソクは持ち帰り、自宅で神仏にお供えするのが正式なやり方の様です。
では早速、これらに思いを託してお供えしてみましょう。
皆さん、順番に並ばれています。 取り立てて、大きな神社ではありません。
「誰よりも出世するぞ~!」(←俗物のかたまり)
今回は長年の疑問が解決でき、さらにこんな素晴らしいお稲荷様も見つけられましたので
大変に充実した年内参りとなりました。
せっかく来たので恒例の成田山表参道もぶらついてみたいと思います。
こちらは普段と変わらぬ賑わいを見せております。
ただ、この道路を車が行き来するのがお正月三ヶ日とは違う点です。
31日は車の通行だけには、ご注意下さい。
有名な梅宮さんのお店です。
ここ表参道と呼ばれる道は成田駅から成田新勝寺総門までの800mにわたる距離に
多数の飲食店やお土産屋さんが軒を連ねております。
中ほどにある成田観光館では、周辺の観光情報も紹介しております。
更にここでは、数多くのウナギ料理店もあり参道でウナギをさばくところも見られます。
国内外を問わず人気のある場所です。
では、成田山新勝寺の顔でもある総門をくぐり戻りたいと思います。
こちらも重要文化財産である「仁王門」になります。
大晦日の夜はこの階段も大勢の人で埋め尽くされる事でしょう。
まとめ
ここ成田山新勝寺には、他にも重要文化財産である「三重塔」「釈迦堂」や「和平大塔」
などが目白押しです。
そして大本堂の奥には滝や池が巡らされた「成田山公園」があり、
日の高い時間にのんびりと散策するのもおススメとなります。
年配の方や小さなお子様連れのご家庭、またどうしても正月三が日に参拝出来ない方は
この様な年内参りも視野に入れてみるのもよろしいのではないでしょうか。
では本年も皆様にとってよき年でありますようお祈りして終わりたいと思います。
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