七五三、神社で渡すお金の相場


七五三で神社を訪れた際、どの位の金額を渡せばいいのでしょうか?

 

また、その際に知っておいた方がいい知識も、あわせて見ていきましょう。

 

七五三で神社を訪れ、祈祷して頂く時に渡すお金のことを

 

「初穂料」(はつほりょう)と呼びます。

 

 

地域によっては、玉串料と呼ぶところもありますが、

 

こちらは通常お葬式の時などに使うものですので「初穂料」で構わないでしょう。

 

当然、参拝するだけで祈祷しなければ、初穂料を払う必要はありません。

 

 

 

初穂とは、その年に始めて収穫されたお米のことです。

 

昔はそれらを神前に奉納し、その年の豊作を願いました。

 

現代においての初穂料というのは初穂の代わりにお金を納める事です。

 

 

ではその相場は? 渡すタイミングは? そのまま渡せばいいの?

 

といったことについてみていきましょう。

神社にお渡しするお金の相場はどの位

 

初穂料の相場は大体、5000円から10000円といったところです。

 

私が行った神社では、お札の種類によって値段が決まっていました。

 

そういう定額制のところですと、悩まなくて済みますが

 

ハッキリ決まってないところでしたら、上記の金額位を頭に入れておけば大丈夫です。

 

 

一番、確実なのは行く予定の神社にお問い合わせするのがベストでしょう。

 

時期がくれば、そのような問い合わせも増えているはずなので気兼ねせずに聞いてみましょう。

 

では、初穂料を渡すタイミングですが、これは受付時に渡すようになります。

 

その際に、財布から直接渡すのではなく、のし袋入れて渡してください。

 

 

おめでたい行事の席で、直接現金は渡しませんよね、そのような考え方です。

 

のし袋ですが、普通にコンビニ等で売られているもので構いません。

 

水引が印刷されている、紅白の蝶結びのものです。

 

 

そして書き方ですが、表面に「御初穂料」と書きます。

 

その下に、お子様のお名前と年齢を入れます。

 

これは、ご両親のお名前ではありませんので、ご注意下さい。

 

ちなみに、入れるお金は新券が望ましいといわれています。

 

 

中包みのあるものでしたら、表面に入れる金額、例えば「一万円」でしたら

 

金 壱萬円と記し裏面に、お子様の住所とお名前を書いてください。

 

 

最後に中包みの入れ方に関してですが、

 

七五三は慶び事ですので、下の折り返しが上に来るように折り重ねてください。

 

チョットした事ですが、ご参考までに。

 

 

また、七五三でお子様が2人同時にという場合は、連名で初穂料を納めます。

 

当然、初穂料も2人分になります。 一人五千円であれば、二人で一万円という事ですね。

 

 

神社によっては、二人同時ということでしたら、割引がきくところもあるそうですので

 

お問い合わせの際に聞いてみるのもよろしいかと思います。

 

 

以上が、神社で初穂料を納めるやり方になります。

 

初穂料はお気持ちですから・・・という時は。

 

この初穂料、場所によっては、はっきりと五千円と書いている所もあります。

 

しかし、お問い合わせした際に、「あくまで、気持ちですから・・・」とか

 

「気持ち、五千円からになってます。」といわれた場合にどうするか?

 

 

その場合は、五千円でもよろしいかと思います。

 

まさに納められる方の気持ちなのですから。

 

 

我が家の場合は、先程書いたようにお札の大きさにより金額が決まっていました。

 

そのような神社も多いと思いますので、あまり気にしなくてもよろしいかと思います。

 

あと金額により、帰る際にもらえるものの内容も違ってくるようです。

 

 

どちらにせよ、それぞれの神社に合わせた金額等であれば、問題ないでしょう。

 

まとめ

 

では、最後にもう一度まとめますと

 

  • 初穂料の金額は大体、五千円から一万円位を目安に
    • 渡すタイミングは、受付時に渡す
    • 初穂料はのし袋に入れて渡すこと
      • のし袋には「御初穂料」と書く
      • その下の名前は、お子様の名前を書く
      • 中包みの折り返しは、下が上になるようにする

地域の風習等により、多少の違いがあるかも知れませんが大まかな流れはこんな感じになります。

 

ご参考にしていただければ幸いです。


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