ジオラマ 昭和の風景の作り方、 カープラモデルにぴったり!


ジオラマで昭和の風景、情景を制作してみたいと思いませんか。

 

Nゲージであれば、そういった建物を買ってきて並べれば自然と完成するはずです。

 

ここではもう少し大きめの1/24~1/32スケールの建物に挑戦します。

 

この位のスケールであれば、1/24クラスのカープラモデルを置いても違和感なしです。

 

若干、骨が折れますが出来上がった時の喜びは大きなものがあります。

 

制作段階でタメになる資料等もご紹介しておきますので、是非参考にしてみてください!

 

ジオラマ 昭和の風景を作る上で、タメになる資料群

 

今回、昭和の風景を作るきっかけとなったのがこちらの本でした。

 

誠文堂新光社から出ている、情景師アラーキーによる「駄菓子屋のジオラマ」

 

定価1800円と決してお安くはないのですが、十分に買って元はとれる内容となっています。

 

 

情景師アラーキーこと、荒木 智さんと言えば「リアルすぎるジオラマ」作家として

 

バットマンに出てくるゴッサムシティや、漫画「だが、しかし」 の駄菓子屋さんの作品が有名です。

 

この本でも実際の作り方等が紹介されています。

 

後半はレーザーカッターなどを使う場面も登場して、一般人にはやや敷居が高いところもありますが

 

何よりジオラマを、いかにリアルに見せるか?という思考法が

 

並みのモデラ―とは一線を画すところでもあります。

 

 

気の遠くなるような作業を経て、完成した写真を見ているだけでも十分癒されますw

 

 

他には、ビリーの店舗シリーズ。

 

こちらは材料も全てセットになっています。

 

その為定価も4000円前後とお高いのですが、一度作ってみると基礎となる工作法が身に付きます。

 

先行投資としては値の張るものですが、先程の本同様ワンランク上を目指したいなら

 

検討してみてもよいのではないでしょうか。

 

 

さてモチベーションも上がったところで、いよいよ制作に取り掛かりたいと思います。

 

 

ジオラマ 昭和の風景を作る

 

まず取りかかったのが、ミニチュアのプラモデルを飾ってある棚でした。

 

棚自体はホームセンター等で売っているヒノキの木材を使っています。

 

虫眼鏡の吊るし玩具のレンズ部分を木工用ボンドで盛り上げました。

 

今はまだ白いのですが乾くと透明になりレンズのように見えてしまいます。

 

 

「駄菓子屋のジオラマ」では透明で硬化するセメンダインを使っていますが

 

木工用ボンドの方が安価で済みます。

 

はい、2個作りました。

 

はじめての為、ここまで作るだけで2~3時間は要しています。

 

ほぼ内職ですw

 

それとは別に、お店となる部分も作らなくてはなりません。

 

こまごまとしたプラモデル等の小物も要領が分かってきたので、少し効率が上がってきました。

 

ちなみに建物の作り方はこちらのブログでも紹介しています。

 

ジオラマの作り方、簡単なのでやってみよ~!(建物編)

 

 

では先程の棚をここに並べてみましょう。

 

やっと店舗らしくなってきました。

 

では手前の入り口付近も作りこんでみましょう。

 

更に小物も足してピンセットで位置調整をしてみます。

 

こんな感じでいきましょう。

 

 

お店の内装品を作るのに、ほぼ丸一日。

 

スチレンボードと木材で店舗を作るのに丸一日かかっています。

 

ただ次回はあまり期間を空けなければ、作り方が頭に残っているので

 

もっと緻密なものが作れるかも知れません。

 

 

しかし私の場合は取りかかるまでが非常に大変、腰がかなり重いですw

 

この様に何かに投資したから(今回は本)、元を取らねばとやる気を奮い立たせないといけません。

 

情景師アラーキーの爪のあかでも煎じたものが、付録で付いていればよかったのに~。

 

 

という訳で、とりあえず完成したものがこちらになります。

 

どうしても四方を壁で囲むと内部が暗くなり、せっかく作ったものが見えなくなるのでLEDでの照明は必要になります。

 

いつものように建物脇に電池BOXを配置しました。

 

車は1/32スケールのスバル360です。

 

自販機も光らせちゃいました。自販機自体が発光するのはおかしいでしょう!

 

と突っ込みたいところですが、この大きさなので今回は勘弁です。

 

スバル360でお店に乗り込み、財力にものを言わせて大人買いするマニアさん。

 

子供の為にも、全部は買い占めないでくださいネ!

 

最後に2,3日ほど乾燥させてから、透明ケースをかぶせて出来上がりです。

 

 

 

 

まとめ

 

こんなつたない物ばかり作っている私ですが、苦労して作ったものほど

 

売らないで手元に残しておきたいと思ってしまいます。

 

しかしそんなことをしていたら、家中クリアケースだらけになってしまいます。

 

そんな事を考えているのは、私だけなのかなと思っていたら

 

なんと、情景師アラーキーも作った駄菓子屋を完成後に引き渡すのが惜しくなったとか・・

 

全く次元の違う(笑)ジオラマですが、手塩にかけた分だけ愛着は湧くものですね。

 

 

是非あなただけの昭和の香り漂う作品を作ってみてください! それではまた。

 

 


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