日本で1番、釣りに出かける人の多い県はどこだか知っていますか?
確か、長崎県だったと思います。 これは、年間を通して暖かい日が多いのが理由だそうです。
なんだかんだ言っても、関東は1月寒いですからね~。 九州はいいな~!
しかし、釣れないと分かっていても、キャストしたくなるのがバサーの習性。
とりあえず、ルアーを投げてみたいと思い立ち、牛久沼に行って見ました。
土曜日だというのに、バサーは一人もいませんでした。 いるのはヘラ師のみ!
身も心も、寒いよお~!
1月の牛久沼は生体反応なし!
つい先日、一年でもっとも寒いと言われる「大寒」を向かえた、一月の終わり。
牛久沼に到着しても、辺り一面まったく生体反応はなし! 鳥さえもいません!
ですが、深場に潜むバスに今の時期に効くといわれる
メタルジグやリフト&フォール用のバイブレーションで戦いに臨みます。
ボートであれば、魚群探知機を用いて深場や魚影を追えるのでしょうが、
いかんせん、こちらはおかっぱり! しかも下手!
しかし、私はあきらめません。 ここ牛久沼の 深場 は本湖に流れ込む河川の出口!
河川の出口は水流によって深く削られています。
水深が浅く、平坦な地形で構成されている牛久沼に於いても、それは例外ではないはずです。
まずは稲荷川が流れだすポイントに行って見ました。
写真の右側はもう本湖です。 そう、ここの底は深くえぐられているのです。
笑いが止まりません ( ´艸`)
牛久沼には3本の川が流れ込んでいます。
まずこの稲荷川、そして真ん中を通る支流最大の東谷田川、最後に西谷田川です。
稲荷川の隣に東谷田川の流れ込みが見えます。
東谷田川は川幅が広いため、とりあえず稲荷川でやってみます。 ヘラ師の方も多いし・・。
今回は飛距離が命です。
フラッシング効果の高いスプーンをスピニングロッドで投げても良いのですが、
軽いルアーですと風に流され飛距離が稼げません。
ここでの目標は、河川の中心に立っている杭です。
ここまで飛ばないと話になりませんので、とりあえずベイトロッドで挑戦です。
たまたま追い風も味方して、なんとか近くまではいきます。 ここからリフト&フォール。
案外、根がかりしないものですね。 ボトムのズル引きだと確実にルアーをロストします。
トリプルフックはボトムにチョンチョン位が限界ですね。
ここではフラッシング効果の高いカラーをチョイスです。
かなり粘ったのですが、ダメだったので道仙田に行きます。(←おいっ!)
やはり、おかっぱりだとこの辺が限界の様です。 アンタレス持ってる方は是非、挑戦してみて下さい。
河口出口が深くなっているのは本当ですから。
道仙田でも挑戦です
もう少し、規模を小さくしてみましょう。 やはり牛久沼は広大でした。
帰り道にある、旧小貝川の道仙田だとそんなに広くないので、深場にもルアーを届けられるでしょう。
まず向かったのが、道仙田にあるふるさとふれあい公園です。
駐車場を入って奥まで進むとチョットした野池のような場所が現れます。
隣接するグランドの突き当りです。
ここも小貝川の水位に影響されるため、水が少なめですが小貝川ほどではありません。
1月の時期ですと、小貝川は川の中州が現れるほど水が干上がります。
水位が上がるのが3月終わりから4月にかけてですので、そうなれば小貝川と合わせて、
ここ道仙田にも爆釣の時期が訪れます。
さて、ここはあまり風の影響を受けないので、スプーンで攻めてみたいと思います。
あまり、大きな着水音でプレッシャーをかけたくないというのも理由です。
4gのスプーンです。 さすがに向こう岸までは届きませんが池の中央よりはルアーが飛んでいます。
ですが、ここにも生体反応は見られませんでした。 やはり、厳しい状況に変わりなしです。
次に向かうべきは、少し先にある沖須橋です。
道仙田ではシーズンになると小バス釣りの名所になっている場所です。
ここも手前の水深は30cm位しかありませんが、奥は結構深そうです。
遠投用のベイトリールに重めのスプーンを付けて、挑戦です。 ブ~ン! 飛ぶな~。
でも生体反応は見つけられません。
アッ、船が沈んでる。 こんなシチュエーションを見ると、
今が1月という事も忘れて、ここにバスが潜んでいるような気になります。
「ほら、エサだよ、食べて、食べて・・・」
・・・・・・・・・・・・・・。
まとめ
「やはり1月は厳しい!」 じゃ、こんな企画始めからやるなよ!
と思うのですが実はチョット思う所もあり、釣り記事を書いてみました。
何かというと、近年話題になっているリリース問題です。
日本ではブラックバスは緊急対策外来魚としての扱いを受け、琵琶湖等に於いては
駆逐すべき魚という事で釣ったバスはリリースせずに、指定の場所に捨てるとの事。
でもところ変われば、アメリカではブラックバスは貴重なルアー対象魚です。
リリースしない人間には、もうそこで釣りをしないでくれと言われる程、バッシングを浴びます。
趣味として、ルアーフィッシングを楽しむ者がその対象魚をリリースするのが、
そんなにいけない事でしょうか。 当時の某環境大臣が勝手に決めちゃうんだもんな~!
現代ではブラックバスも安定期に入り、日本の在来種を全て食べつくすという話も
ナンセンスな話です。 それよりも回収箱に捨てられたバスを目にする光景の方が、
よほど残酷で問題があるのではないでしょうか?
私はこれからもバス釣りの楽しさを書いていくつもりです。
ルアーフィッシングをこよなく楽しみにしている人がいる限り、書き続けようと思います。
生意気な事を言って来ましたが、どうぞご勘弁下さい。 では、また・・・。
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