熱帯魚水槽をきれいに保つコツ、意外と大変でした。 


色とりどりの水草の中を泳ぐ、カラフルな魚たち。

 

時間の経つのも忘れて見入ってしまいます。

 

本当は立ち上げたばかりのキレイなこの状態が続けば、言う事はないのですが、そうは行きません。

 

仕事から帰って、水槽を見ていると脳にはアルファ波が満たされ、本当にリラックスします。

 

ですが、いくら手をかけていても、しばらくすると水槽はコケだらけ!

 

どうすれば、いいのでしょうか? それはたったひとつの事をやればいいのです!

 

熱帯魚水槽(水草水槽)をきれいに保つコツはこれだけ!

 

始めから、身もふたもないことを言います。

 

熱帯魚水槽(水草水槽)をきれいに保つコツは飽きることなく、水替えを行う事です。

 

イヤイヤ、怒らないでください。 本当に、これしかないのです。

 

過去、私はこの水草水槽をいつまでもきれいに保つために膨大な費用をかけてきました。

 

どの様な事をしたのかと言うと、2万円以上する大型の二酸化炭素ボンベを買い、

 

タイマーを使い、定期的に水中に二酸化炭素を放出し、見守り続けてきたのです。

 

 

このボンベは大型の為、所有するのに氏名や住所まで書かされました。

 

更に水をきれいにするろ過機では、水槽サイズよりも過剰ともいえる

 

「エーハイム」の大型のものを取り付け、バクテリアも高価なものを流し込み、

 

さあ、どうですか! といった有様です。

 

 

もちろん、水草の栄養には超有名なブランド品を使い、惜しげもなくそれらを流し込んだのです。

 

しかし、1ヵ月も過ぎるとそれらの水槽はコケだらけ・・・・。

 

どうしてなんだ、こんなに手間をかけお金をかけているのに。 なにがいけないんだ!

 

そう、あまり水替えをしてなかったんですね。(←オイ、オイ)

 

 

本来であれば、その水槽に対して入れる魚の数を少なめにすれば水も汚れない訳です。

 

でも、あなたは我慢できますか? つい、色とりどりの魚たちを泳がせたくなりますよね。

 

ねっ! ねっ!

 

 

このような経験を経て、私は気づいたのです。 水替えに勝るメンテナンスはないと!!!

 

水槽の中では、エサの食べ残しや魚のフンなどにより、

 

窒素、リン、カリという3大栄養素が過剰に蓄積されていきます。

 

 

特に窒素とリンは水槽の設置と共にどんどん増えます。 ただ、カリだけはあまり増えません。

 

なので乱暴な言い方をすれば、栄養素はカリだけ与えていれば水草は成長していきます。

 

 

問題は、二酸化炭素の不足による水草の成長阻害なのです。

 

豊富な二酸化炭素と光があれば、水草は活発に光合成を行います。

 

水替えをした際に気付くと思いますが、きれいな水を入れると水草は、

 

葉っぱから多量の酸素を放出します。 プクプクと・・・。

 

 

ショップのキレイな水槽をみていると、常時葉から酸素が出ていますよね。

 

そう、これは多量の二酸化炭素を水中に溶け込ませないと、このようにはならないのです。

 

じゃ、多量の二酸化炭素を水槽に放出すれば、いいじゃんか! そう、あなたの言う通りです。

 

でもそうすると、結構なお金がかかります。

 

高額な器具を買い、肝心なところでケチってしまうという私の悪い癖が出てしまったのでした。

 

 

しかし、ショップとかであれば構わないと思いますが、個人ですと結構な出費になりかねません。

 

という事で、私が出した結論は、頻繁に水替えするのがもっとも手頃な方法という事でした。

 

 

水槽内に過剰に供給される栄養(要は汚れです)を水草が全て吸収できれば一番いいのですが、

 

それには多量の水草と豊富な二酸化炭素が必要になってきます。

 

 

それらを水槽内で行うには、それなりの出費を覚悟しなければなりませんので、

 

私は適切な水替えの方をお勧めします。

 

 

水道水には、豊富な二酸化炭素が含まれます。 これを利用して水草の鮮度を保ちましょう。

 

その際にカルキ抜きはもちろんですが、水替えと同時に失われる栄養素も補充することをお忘れなく!

 

 

手間はかかります。 本当に手間です(笑)

 

でも、始めるならその位の覚悟が必要なことは頭に入れておいた方がいいかも知れませんね。

 

あと、チョット海水魚水槽についても触れておきます。

 

 

魅力渦巻く海水魚水槽

 

熱帯魚水槽を続けていくと、次に海水魚にも興味が出てきますよね。

 

熱帯魚飼育は水草に始まり、水草で終わると言われています。

 

その途中経過の中に海水魚飼育が入るというわけです。

 

しかし、この魅力あふれる魚たちを見て、どうして又、水草に戻るの?と思いますよね。

 

そう、大変なんです、これを維持するのは!

 

 

海水魚を飼い始めると気付くのが、淡水魚に比べて愛玩性が高いという点です。

 

これは私の独断ですので、淡水魚飼育をしている方は気にしないでください。

 

 

私の場合ですと、何というか淡水魚よりも海水魚の方が、感情移入が大きかったです。

 

だって、このナンヨウハギさんは夜になると、横になって寝るんですよ~!

 

あと顔が何というか、可愛らしいんですよ!

 

この小さいフグさんなんかは大して進まないのに、一生懸命にひれをばたつかせて泳ぐんですよ~!

 

イヤ、もうやめて! って感じになります。

 

ただ、この海水魚水槽は当然、海水の元を溶かしたお水が必要になってきます。

 

そして、海水魚は淡水魚に比べ、病気になり易いので専用の殺菌灯なども必須になります。

 

 

もちろん海水魚水槽においても、水替えに勝るメンテナンスは存在しません。

 

海水魚水槽の場合、水草水槽と違い水道水を足せば済むわけではないので

 

海水の元となる塩は、常時備えておく必要が出てきます。

 

 

そう考えると、簡単には始められませんよね。

 

小さくても大事な命。 よ~く、検討してから始めましょうね。

 

 

まとめ

 

ちょっと寄り道してしまいましたが、きれいな水草水槽は見ているだけで本当に癒されます。

 

定期的にメンテナンスを施してあげれば、それ以上のものをあなたに与えてくれます。

 

始めた時は頻繁に水替えしていても、時が経つとついおろそかになってしまいます。

 

ですが何度も言う通り、熱帯魚水槽をきれいに保つコツは水替えしかありません。

 

 

水替えの頻度は、最低でも一週間に一度は行いましょう。

 

また水槽立ち上げの時期は、水質が安定しないので一週間に2、3度行っても構いません。

 

大変ですが、その見返りはきっとあると思います。

 

 

頑張って、あなただけの熱帯魚水槽を作り上げていきましょう!

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

※手軽な小型水槽の立ち上げ手順は、こちらをどうぞ!

 

ヒーター無しでも飼える熱帯魚・簡単飼育のやり方と手順

 

 

 


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