チョコエッグのS L&ブルトレ図鑑、昔のおまけは凄かった!


昔、フルタのチョコエッグにSL&ブルートレインといった物がありました。

 

覚えている方も多いのではないでしょうか。

 

このおまけの縮尺は、約1/200から1/290位。

 

奥にあるのがZゲージと呼ばれる1/220縮尺のモデル。

 

手前がチョコエッグの車両です。

 

鉄道模型の中でも最小といわれるZゲージよりも更にこじんまりとしています。

 

更にNゲージと呼ばれる、最もポピュラーな1/150サイズを奥に置いてみると

 

その可愛さが分かるはずです。

 

このチョコエッグのSL&ブルトレシリーズは確か、第2弾もあったはず。

 

でも私が持っているのは第1弾のみで、しかもシークレットの車両は無し。

 

しかし、それでも全19種類もあります。

 

この旅情をかきたてる車両の数々、チョット見てみませんか?

 

フルタ チョコエッグ SL部門のご紹介 ①~⑧

 

※各機体の説明はチョコエッグの説明書から引用させて頂いております。

 

①一号機関車(150形) 1B形タンク式機関車

 

明治政府によって鉄道が開業される前年の1871年に

 

英国のバルカン・ファウンドリー社から輸入された蒸気機関車

 

記念すべき日本最初のSLです。

 

 

②7105号機(7100形) 1C形テンダ式機関車「義経」

 

米国ポーター社製。1880年、手宮ー札幌間に開通した

 

北海道最初の鉄道 ”幌内鉄道” に2両導入され、7105号は「義経」

 

もう一両は「弁慶」と名付けられました。

 

 

③C12 66号機(C12形) 1C1形タンク式機関車

 

昭和初期、簡易線と呼ばれるローカル線での使用を目的に開発された軽量小型のタンク式機関車。

 

スッキリとしたスタイルのC12形は地方線区で活躍しました。

 

 

④C53 43号機(C53形) 2C1形テンダ式機関車(流線形)

 

米国からの導入機8200形を参考に作られ、国産初の3シリンダ方式を採用した旅客用機関車。

 

中でもC53 43は流線形を取り入れて改造された唯一の機体だったが

 

保守・点検等の難しさから直線的な元の形態に戻された。

 

 

⑤C58 363号機(C58形) 1C1形テンダ式機関車「パレオエクスプレス」

 

C58形は1938年から製造が始まった貨客両用車で、万能形と呼ばれた。

 

全国で活躍した後に363号機は埼玉県内の小学校で静態保存され

 

1988年秩父鉄道にて運行を再開した。

 

ちなみにパレオエクスプレスの愛称は秩父地方に生息していた海獣の名から取られたそうです。

 

 

⑥C62 2号機(C62形) 2C2形テンダ式機関車「スワローエンゼル」 

 

日本最大の旅客列車用機関車であるC62形は、特急牽引の主力として活躍した。

 

中でもC62-2は特急「つばめ」を牽引、デフレクタに付けられたつばめのエンブレムから

 

「スワローエンゼル」の愛称で親しまれていました。

 

 

⑦ D51 498号機(D51形) 1D1形テンダ式機関車(標準型)

 

当時の最新技術が投入された、言わずと知れた「デゴイチ」です。

 

この傑作車輛は近年、上越線を走る「SL奥利根号」ほか様々なイベント列車に配備され

 

今なお、高い人気を集めています。

 

 

⑧8620形 1C形テンダ式機関車(デフ付)

 

1914年、輸入蒸気機関車に代わって開発された国産初の旅客用蒸気機関車です。

 

同時期の貨物用である9600形と対をなす大正の名機で

 

「ハチロク」の愛称で親しまれ、日本各地の路線に展開しました。

 

 

続いては、ブルートレインです。

 

 

フルタ チョコエッグ ブルートレイン部門のご紹介 ⑨~⑲

 

⑨EF81形 B-B-B電機機関車 「トワイライトエクスプレス」(大阪―札幌間)

 

大阪―札幌間の約1500kmという日本最長距離を走る豪華寝台特急。

 

A寝台2人用個室「スイート」や食堂車「ダイナープレヤデス」など

 

ハイグレードな客室設備も魅力の機体でした。

 

 

⑩583系 急行「きたぐに」(大阪―新潟間)

 

大阪―新潟間を米原(まいばら)経由で走行する夜行急行列車。

 

583系で運転される唯一の定期列車として知られ、夜行・昼行両用の設備を持ち

 

A寝台、B寝台、グリーン車、座席車ほか車両編成が多彩な機体です。

 

 

⑪EF66形 B-B-B電気機関車「あさかぜ」(東京―下関間)

 

ブルートレインの元祖と呼ばれる東京―下関間を結ぶ寝台特急。

 

1000tを超える貨物列車を時速120km/hで単機牽引できる高性能電気機関車EF66形が先頭に立つ。

 

ダイナミックな外観を持つEF66形の量産型は、汚れ防止用のヒサシを装備しています。

 

 

⑫EF81形(ローズカラー)B-B-B電気機関車「日本海」(大阪―青森・函館間)

 

日本海に沿って関西・北陸地区と東北地区を結び、1往復は北海道の函館まで乗り入れる寝台特急。

 

大阪―青森間を日本海縦貫線のエースと呼ばれる3電気式のEF81形が牽引。

 

直流1500v、交流2万V60Hz、2万V50Hzの3種類の電源を切り替えながら走行できる。

 

 

⑬EF58形 2C-C2電気機関車「彗星」(2003年:京都―南宮崎間)

 

1968年に大阪と九州を結ぶ寝台列車として登場。

 

「ゴハチ」の愛称で親しまれ、戦後の日本を代表する旅客電気機関車EF58形が牽引したことで有名。

 

 

⑭EF65形 B-B-B電気機関車 急行「銀河」(東京―大阪間)

 

大阪―東京間を東海道ルートで連絡する伝統的な寝台急行列車。

 

日本の代表的な直流電気機関車EF65形が全区間を牽引する。

 

新幹線の最終より遅く出発し、始発よりも早く到着するというダイヤが特徴。

 

日本で初めて名称が付けられた急行列車です。

 

 

⑮EF81形 B-B-B電気機関車「カシオペア」(上野ー札幌間)

 

1999年7月に寝台特急「カシオペア」牽引用として登場した専用機。

 

シルバーの車体にカシオペアイエロー、カシオペアオレンジ、カシオペアブルーが鮮やかに配色されている。

 

2003年現在は、3機のEF81形がこの塗色で活躍中である。

 

 

⑯EF81形 B-B-B電気機関車「北斗星」(上野ー札幌間)

 

1988年3月の青函トンネル開通と共にデビューした上野―札幌間を走る寝台特急。

 

赤色をベースに流れ星のデザインを配したEF81形が上野ー青森間を担当した。

 

 

⑰EF64 36号機(EF64形)B-B-B電気機関車「北陸」(上野ー金沢間)

 

上越線から北陸本線経由で上野―金沢間を連絡する寝台特急。

 

勾配線区で強さを見せる直流電気機関車のEF64形が上野ー長岡間の牽引を担当した。

 

 

⑱EF81 55号機(JR東日本色)B-B-B電気機関車「あけぼの」(上野―青森間)

 

1970年に首都圏と奥羽地区の連絡を目的に誕生したブルートレイン。

 

当初は奥羽本線を走破していたが、山形新幹線の開業工事に伴って上越・羽越本線経由にコースを変更。

 

現在は赤色のEF81形が上野―青森の全区間を牽引しています。

 

 

⑲583 6号機(583系)「はくつる」(上野ー青森間)

 

上野と青森の間を東北線経由で走行した人気の高い寝台特急。

 

1986年から1994年までの約26年間、昼間は座席車、夜間は寝台車として

 

効率的な運用が出来る交流直流両用の583系電車が牽引していました。

 

 

まとめ

 

まだ子供だった時代、Nゲージの車両などはとても手の届かない代物でした。

 

大人になった今でも、上記の車両をNゲージで集めようとすればとんでもない金額となります。

 

そんな時にこのチョコエッグのSL&ブルトレは、チョットした物欲を満たしてくれました。

 

Nゲージまで精密でなくても、その機体にまつわるエピソードを聞くだけで何故か心が満たされました。

 

いつか時間が出来たら、寝台特急でまだ見ぬ場所をゆっくりと旅してみたいものです。

 

では、また・・・。

 

 

 


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