木造の古い駅舎を見ていると、なんだかとても癒されます。
映画「君の名は」に出てくるような駅舎をジオラマで作れたら、最高ですね。
ジオラマの駅舎と言えば、人気が高く買うとなると結構な値段がかかります。
更にそれが木製ともなれば、ウン万円はするのではないでしょうか。
そこで何とかリーズナブルな値段で制作できないか? 挑戦してみたいと思います。
また今回は自分で作るため、好みに応じたスケールに対応できます。
さすがにNゲージクラスを木造で作るとなると小さ過ぎて、大変ですので
1/32スケール位の大きさでやってみたいと思います。 では、レッツ・ゴー!
駅舎の骨格から作り始めよう
まず材料ですが、ホームセンターに行くとこのようなカット済み木材がありますよね。
長さは90cmで、厚さは2mmから3mmのものです。
幅は2mm、5mm、10mm、15mm、20mmと買い揃えました。
材質は加工しやすく丈夫なヒノキ。 これだけ買っても、800円程です。
もちろん、この量であれば駅舎の3棟くらいは余裕で作れます。
他には100均ショップで売っている、スチレンボードとカラー段ボール、木工用ボンド
壁紙として使う厚紙、木材の塗装をする着色剤などでしょうか。
後、あると便利な小型のこぎり、カッターなども用意して下さい。
また作った駅舎を飾る、コレクションケースも欲しいところです。
まず駅舎の壁を作っていきます。 詳しい手順は、こちらの記事を参考にして下さい。
最初に壁となるスチレンボードをカットします。
これに壁紙と木材を木工用ボンドで接着していきます。
今回は裏側からも鑑賞できるようにするため、表・裏 両面作ります。
こちらは改札口となる壁です。 改札の部分をカッターで切り取ります。
その後、壁紙を貼り腰板の木材をスチレンボードにあわせ切っていきます。
改札の木枠は2mm×2mmの木材で囲いました。
量産する方でしたら、その時の寸法をメモしておけば次回からは楽になります。
ここでは寸法合わせなので、まだ接着はしていません。
では木材を着色していきます。 着色剤はこちら。
これはワシンというメーカーの着色剤です。水性で匂いも無く、塗るときれいな木目が出てきます。
カラーも色々えらべて 500円程で手に入ります。 今回はブラックでいきます。
着色して接着しています。 本当にきれいな木目が出ると思いませんか。
古びて使い古した木材がアッという間に完成です。
同じ要領で裏側も壁紙を貼り、腰板を貼っていきます。
では、しばし乾くまでコーヒーブレイクといきましょう。
駅舎のアクセサリー作り
そして左右の壁も同じように作ります。
更にそれぞれの壁を貼り合わせる前に、駅舎らしく雰囲気のあるポスターなども貼りましょう。
接着する前のこの段階でやっておくのが正解です。
ポスターなどは個人で楽しむのならば、パソコンから好きなものを印刷して貼りましょう。
更に好みに応じて窓なども付けると雰囲気がでます。
窓はカッターでくり抜き、そこにあわせて2mm×2mmの木材を接着します。
プラバンなどを使いガラスを入れると、見違えますよ。
さてここで、先程の写真をもう一度ご覧ください。
これですね。
真ん中にある背面となる壁の腰板が、端に対して少し足りないのが分かるでしょうか。
これは壁をくっつけた際に、ここに側面の腰板が入り込むようにわざと短くしてあります。
腰板の厚みの2mm分を設ける事により、接着の強度が増すという訳です。
それでは壁と壁を木工用ボンドで接着いたしましょう。
ココまで来ると、かなり楽しくなってきます。
小物なども余った木材でどんどん作っていきましょう。
私はベンチと灰皿を作ってみました。
古びた無人駅にありそうなものをイメージすると、アイデアが湧いてきます。
(´・ω`・)エッ? 古びた駅舎のイメージが湧かない?
では、こちらをご覧ください!
いかがでしょう。 ストーブ、読み終わった雑誌。 いろいろありますね。
続いては屋根をのせる土台作りです。
スチレンボードと木材を使い三角形の物を作り、側面と側面をつなげます。
この傾斜部分に屋根がのります。
その前に前面の壁をどうするかです。 今回はこのようなものを3つ作りました。
先ほどから登場している2mm角の木材と20mmの板で引き戸を作り
これでベンチのある休憩所を囲ってみたいと思います。
出来ました!
ちょっと雰囲気出てきたと思いませんか。(←自己満足です)
アッ、後ろ側からも見てみましょう。
ホームから駅に入る所ですね。 まだまだ改善点がありそうです。
ベンチと灰皿もよく見えないので、外側に配置した方がイイですかね~。
気が付けば、朝からやり始めてもう夜になりました。
という事は、、今日中には完成しませんね。
なので続きは後編という事でお許し下さい。
まとめ
思った以上に室内で時間を使いすぎました。
でも魅力ある田舎の駅舎が出来れば、その苦労も報われるはずです。
何とか完成させて、近日中に後編として続きをアップしますので
期待せずにお待ちください!
お付き合い頂きありがとうございました。
後編になります。 ジオラマで古い駅舎を作ってみよう!(後編)LEDでライトアップも・・・
カテゴリ:ジオラマ・プラモデル [コメント:0]
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