2020年、東京オリンピック・パラリンピックが迫ってきました!
もう、すでに2018年9月26日から、東京オリンピックのボランティア募集が開始されています。
締め切りは12月上旬との事。 興味のある方は早速、検索です。
あの世界のオリンピア達を間近に感じながら、共に東京オリンピックを楽しめるのです。
ボランティアの募集は先着順ではありません。
応募者の中から適材適所に沿って選考されます。
かなりの申し込みが予想されますので、倍率はけっこう高いのではないでしょうか。
「大会の顔」とも呼ぶべき大会ボランティアの募集人員は8万人、都市ボランティアで3万人
その他に自治体などのボランティアが3万人。 全て、合わせると11万人の募集になります。
ボランティアというからには、当然無償になります。
交通費として1000円ほどのものは出るそうですが・・・。
そして、東京オリンピックが開催される7月、8月は夏真っ盛り!
ある程度の体力も必要になってくる事でしょう。
また、応募条件の中には、大会期間前後を通じて10日以上活動出来る方、といったものが含まれています。
中々にサラリーマンであれば簡単には取れない休暇です。
しかし、それらを補って余りあるものがオリンピックにはあるはずです。
これを逃すと、この後こういったチャンスは、いつ巡ってくるかも分かりません。
さあ、あなたはどうしますか?
東京オリンピック「大会ボランティア」その内容は
最初に、大会運営に関わる「大会ボランティア」から見ていきましょう。
こちらは応募された段階で、希望する役割とうまくマッチングすれば、
早い方で2019年1月頃に連絡がくるそうです。 遅い人でも7月頃に連絡があるという事です。
惜しくも、うまくマッチングしなかった方には、9月頃通知が届くということです。
詳しい応募条件につきましては、ホームページをご覧いただくとして、
ここでは簡単な資格だけ述べます。
まず先程触れました10日以上活動出来るという事、2002年4月1日以前に生まれた方である事、
それから組織委員会が指定する研修に参加出来る方とあります。
ネットなどを見ますと、「条件がきびしすぎる!」とか「ブラック企業よりひどい!」(笑)
なんて言われてますが、これは何も今回の東京オリンピックに限った事ではありません。
過去のどの国においてもボランティアの条件は同じです。
ただ、サマータイムの導入に関しては勘弁して下さいという感じです。
猛暑対策のため時刻を2時間繰り上げるといった話ですが、
そうなると通常電気が多く使われる時間帯を変更するといった措置も必要になってきます。
そのお金はどこから出てくるのでしょう?
確かに昨今の東京の暑さは尋常ではありませんが、マラソンなどは時間を繰り上げて行うとか、
チョット考えて頂きたいものです。
少し話がそれましたが、リオ大会でも財政不安のなかで行われ、
市民から不満の声が上がったのは記憶に新しいです。
しかし、多くのボランティアが参加して、このようにすべての人々の記憶に残る大会となりました。
オリンピックには3つの楽しみがあると言われています。
- する楽しみ
- みる楽しみ
- 支える楽しみ
スポーツをする楽しみと見る楽しみは、いつでも味わえますが、
支える楽しみを味わった方は少ないのではないでしょうか?
まして、それがオリンピックともなれば一生の宝物になるはずです。
もちろん、これは全ての条件を整え、なおかつボランティアとして選ばれなくてはなりません。
活動期間中の食事は用意されますが、会場に行くまでの交通費、宿泊代も全て自己負担になります。
そういった覚悟をお持ちの方であれば、
是非とも次の中から当てはまるものを探して頑張っていきましょう!
東京オリンピックの活動分野ですが、必ず希望した分野に進めるわけではないようです。
ただ、これがやりたい!というものがあれば強くアピールする事をおすすめします。
活動分野は以下のように分かれています。
- 案内
- 競技
- 移動サポート
- アテンド
- 運営サポート
- ヘルスケア
- テクノロジー
- メディア
- 式典
まず案内ですが、会場内で観客や関係者を案内するのがメインの活動になります。
いろいろな国の方とも接する機会の多い分野ですので、何より元気で明るい方向きの分野ともいえます。
また、外国語などに長けた方だと採用される確率も高いのではないでしょうか。
次に競技です。 これは選手や審判といった方達へのサポート等になります。
また、競技に必要な備品の管理等も行います。
ただ野外であれば立ちっぱなしといった体力も要求されるものです。
スポーツで鍛えた、あなたであれば向いているかも?です。
有名選手が間近で見られる機会の、もっとも多い分野ですね。
移動サポートです。 これは、大会関係者などが移動する際の車の運転手です。
運転に自信があれば、是非やってみたいものですね。
東京オリンピックではどんな車を用意してくれるのでしょうか。 今から楽しみです。
やはり、ハイブリッドカーでしょうか。
アテンドは世話をするといった意味です。 選手や大会関係者に付き添って、お世話するわけです。
そうなると、語学力が必要になってきますので、そういったスキルのある方に向いていると思います。
本業がホテル関係者の方であれば、バッチリではないでしょうか。(推測ですが・・・)
運営サポートはその名のとおり、あらゆる会場や関連施設においての仕事になります。
会場の受付やユニフォームの配布、選手村でのサポートなど多岐にわたります。
ヘルスケアは 観客や選手にけが人がでた場合に対処するものです。
実際の専門的な医療チームがいるわけですが、それでもボランティアの中にも
実際の医師や看護師のかたが多く見受けられる分野です。
テクノロジーでのボランティアの活動としては、競技結果の記録や管理といったものを任される様です。
何やら、エンジニアでないと立ち寄ってはならない分野みたいですが
案外、手作業の部分も多いらしく人手もいる部門です。
メディアは日本国内にとどまらず、世界各国のメディアが快適に取材するためのサポートを行う部門です。
全てのメディアが集結する拠点は、東京オリンピックの際は東京ドームが予定されているようです。
そして式典ですが、ここは表彰式などの式典が行われる際にメダルの授与などに携わります。
一緒にテレビに映る機会も、多い場所ですので、かなりの競争率になる部門でしょう。
カメラ映りでは、引けを取らないというあなた、チャレンジお待ちしております!
そして、最後に指定なしというものもあります。
これは、どんな活動でもいいのでボランティアとして参加したいという方の枠も設けられています。
以上が、大会ボランティアに関する内容になります。
続いて、軽く「都市ボランティア」について触れてみたいと思います。
外国人へのおもてなし、「都市ボランティア」について
都市ボランティアは東京都が募集と運営を行うものです。
募集公式サイトは 東京2020大会 都市ボランティア になります。
サイト上でも言われている、開催都市・東京の顔としてすべての方々に
「おもてなしの心」をもって接してくれる方を募集しております。
募集人員は3万人です。 他に、千葉県や神奈川県といった自治体においても、募集しています。
東京都以外でも3万人ほどのボランティア枠があります。
都内まで出るのは大変だという方でしたら、地元でボランティア活動を行うのも、ひとつの手です。
こちらの募集期間は9月中旬から12月上旬となっています。
詳細はそれぞれのホームページよりご確認下さい。
さて、東京都の「都市ボランティア」に関してですが、主な活動場所は
- 空港(羽田空港)
- 東京駅・新宿駅などの主要鉄道駅
- 浅草・銀座などの観光地
- 競技会場の最寄り駅
- 都内ライブサイト
等になっております。
ちなみに「都市ボランティア」の応募条件は「大会ボランティア」とほぼ同じですが、
活動期間の縛りが5日間と短くなっている点が違うところです。
気になる活動内容としましては、
- 観光地などにおける案内
- 交通案内
- 東京都のPR
- 観客の案内・盛り上げ
等になっております。 お祭り好きのあなたであれば参加しない手はないですね。
もちろん、期間中に超濃厚なボランティア漬けの毎日を送りたいというディープなあなたであれば
オリンピックの後に行われる、パラリンピックにも参加するという手があります。
昨今のパラリンピック競技は、
単純にスポーツとしての凄み、迫力をもったエンターテイメントとして確立されています。
私も今回、こちらに大いに注目しています。
普段、なかなか目にする機会のないこれらの競技を、ライブで見てみたいものです。
パラリンピックについては、こちらもどうぞ。 パラリンピックの歴史を知って、2020東京大会を楽しもう!
「都市ボランティア」は人と接することが好きな方で、外国語が得意な方にはうってつけでしょう。
「英語、喋れないんですけど・・・」という方も、本番までにはまだまだ時間があります。
参加することに意義がある!の精神で、2020東京オリンピックを目指しやっていきましょう。
まとめ
我々は、何の為にスポーツを観戦するのでしょう?
それは、とりもなおさず人間のもつ更なる可能性を見てみたいからではないでしょうか。
我々と同じ人間が、幾多の訓練をして技を磨き上げたとき、そこに何が待っているのか?
偉大なる記録が打ち立てられた時、あり得ない不屈の闘志を見た時、我々はその当事者と共に
人間の持つ無限の可能性を共有できるのです。 これがスポーツ観戦の醍醐味ではないでしょうか。
そして、世界中が注目するスポーツの祭典、2020東京オリンピックを支えるボランティアの方にも、
オリンピックならではの醍醐味が待っています!
大会後に着用していたユニフォームをもらえるのも、ボランティアをやった方の特権です。
また、ボランティア活動を通じて知り合った仲間ならではの、その後のお付き合いも大きく、
大きく広がっていくことでしょう。
2020東京オリンピックに向けて、世界中のパワーが東京に集結します。
この大会が終わった時、胸を張って誇れるように今から出来ることを、
少しづつ積み重ねていきたいものです。 お読みいただきありがとうございました。
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