プラモデルで迷彩塗装をビシッと決めてみたいですよね。
でもフリーハンドの迷彩塗装は、かなり敷居が高く感じられます。
そこで今回は市販のマスキングテープを使った、誰にでも簡単に出来るやり方を伝授。
クラウド迷彩用マスキングテープという名称で売られている、こちらを使います。
価格は通販で700円程。
実は私も迷彩塗装は始めての経験でしたw
でも出来上がったものを見て、大興奮! 本当に簡単に仕上がりました。
さあ、エアブラシか缶スプレーを用意して早速取り掛かりましょう!
迷彩塗装、実践編
今回使ったクラウド迷彩用マスキングテープには、SサイズとMサイズが用意されています。
1/32スケールのカーモデルであれば、Sサイズ。
1/24スケールのカーモデルであれば、Mサイズといったところでしょうか。
私は1/32スケールのアオシマ・楽プラ、スズキ ジムニーを塗装するのでSサイズを選択。
新型ジムニー、大人気ですよね。しかもこれが迷彩模様になるなんて、よだれが止まりませんw
では作業開始です。
元のボディカラーはジャングルグリーン。塗装するので、何色でもいいのですが。
その前に、何色の迷彩色にするか決めましょう。
グリーン系か?ブルー系?か。
迷うところですが、今回はグリーン系で行ってみます!
そして2色迷彩か、3色迷彩か?は、3色迷彩に決定です。
真ん中上の、グレー+ライトグリーン+ダークグリーンの組み合わせです。
完成するとこんな感じ。
これは白が入っているので4色迷彩ですが、これの白抜きとお考え下さい。
もちろんこのマスキングテープを使えば、4色迷彩でも簡単に仕上がります。
色を塗っていく順番としては、薄い色から始めた方が最初はいいようです。
それではライトグリーンから塗装していきます。
私はエアブラシですが、缶スプレーの方は薄く薄く仕上げるのがコツ。
ハイ、塗装が乾いたら早速、マスキングテープを貼っていきます。
最初に貼るマスキングテープは小さめのものから貼っていきましょう。
一枚のシートの中には、大小さまざまなシールがありますので、小さめを選びます。
うまく貼るコツは、空に浮かぶ雲をイメージするとイイとの事。
楽しいですねw
ではこの状態のまま、次のダークグリーンを上から塗装していきます。
ハイ、塗装完了です。この状態でシールをはがせば2色迷彩の出来上がりになります。
ここでは3色迷彩と決めているので次の工程へ。
このまま貼ったマスキングテープをはがさずに、更に大きめのマスキングテープを上から貼っていきます。
その際、大きめの柄で前の柄をまたぐように貼るのがポイントです!
背中に背負うスペアタイヤカバーも迷彩塗装です。
しかし、ちゃんと迷彩模様になっているのかな? 少し不安がよぎります。
では3色目のグレーを塗装してみましょう。
ハイ、塗装完了です。もう後戻りはききません。
ちなみに、もう一度マスキングして色を重ねれば、4色迷彩になります。
では覚悟を決めて、待ちましょう。
迷彩塗装、実践編 (マスキングテープはがし)
いよいよマスキングテープをはがしていきます。
はがすタイミングは、なるべく生乾きの状態ではがすと、際がきれいに仕上がるとの事。
放置しすぎるとはがした後、段差が付きやすいです。
デザインナイフの先を使い、慎重に慎重にテープをはがしていきます。
おー、ちゃんと塗り分けられていました。
楽しいけど、傷をつけないようにはがすのは意外と大変ですw
はがし終わりました。完成!!
スペアタイヤカバーも無事に迷彩模様になっていました。
はじめての挑戦にしてみれば、意外と上出来ではないでしょうか。
やはり、ここはケチらずに市販のものを使って大正解でした。
この後、やはりテープをはがした後の段差が少し気になったので
★クリア塗装
★コンパウンド磨き
等をして終わりとなりました。
ちなみにこのジムニーを使用したジオラマがこちらになります。
3色迷彩であえて白を入れなかったのは、この白いデカールを強調させたかったからです。
まるでTRUSTのデモカーのようw
フロントやタイヤ周りには筆で塗料をはじいて、泥ハネを表現しました。
スペアタイヤカバーもタイヤを黒く塗って、無事完成です。
こちらは旧車のSUBARU360
小さなボディに青系の迷彩です。サビさせなければ、とても可愛らしいのですが。
他には茶系の迷彩にも挑戦
こちらはボンネットだけ迷彩塗装しています。
すべて迷彩にすると少しうるさくなる気がしたので、一部のみ塗装してみました。
案外、好きかも・・・
まとめ
今回紹介した都市型迷彩であれば、カーモデルだけではなく
ミリタリーモノやガンプラにも広く応用が利きそうですね。
是非あなただけのアイデアで、周りも驚く迷彩作品を作り出してください。
最後に今回使い切ったシートは、こんな感じでした。
一枚全部は使い切れていません。
これと同じものが、あと2枚入っています。
1/32スケールのカーモデルであれば、3台は余裕で行けそうです。
ただ精密なカットの為、切れ目が分かりづらく
老眼が始まった人には、ややきついというオチで締めたいと思います。
では、またお会いしましょう~
カテゴリ:ジオラマ・プラモデル [コメント:0]
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