車を使ったジオラマは比較的、初心者でも取り組みやすいのではないでしょうか。
1/32スケール位のプラモデルであれば、さほど大きなスペースは必要ありません。
ただその際にどのような構図にするのか? 一番迷うところですよね。
私もこれまで結構な数のジオラマを作ってきましたが、毎回これには頭を悩ませます。
しかし今回、とあるアイデアが浮かびました。
街を歩いていて、何気なく置かれた車が絵になっているといった経験はありませんか?
そんな日常の印象に残った風景を切り取り、ジオラマにしたら面白いのではないか!
早速、やってみました。
ジオラマで車のある風景を切り取って作ってみた!
先日の休みの日、釣りに向かう途中で道端に捨て置かれた一台の車を見つけました。
もう乗る人もいなくなった一台の軽自動車。 そこはかとない雰囲気に私は眼を奪われました。
何てことの無い、よく見る日常の光景です。
ですが何故か、私の心にその景色が深く沁み込んで参りました。
釣れた魚を撮るために持っていたデジカメで思わずシャッターを切っていました。
「この風景をジオラマにしてみよう!」 何故かそう思いました。 車種はダイハツのミラ。
自宅に帰り、たまたま持っていたミラのウオークスルーバンのキットを取り出し作り始めました。
まずは車の制作から始めます。 1/32スケールなので部品点数も少なくすぐに出来ます。
問題は長い間、風雨にさらされて傷んだボディの塗装です。
幸いにも、この手の塗装は大好物です。 エアーブラシを使い、完成です。
ヘアスプレーを使ったはがし塗装で満足の仕上がりとなりました。
そして無駄に広い荷室には、これもたまたま持っていたハーレーダビッドソンを載せてみました。
瞬間接着剤で固定です。 もちろんバイクにも汚し塗装は忘れません。
更にはこの車を土台に固定する為に座席の横にドリルで穴を開け、
ネジとナットを通してみました。
そして土台となるケースにも穴を開けていきます。
ではドッキングさせましょう。
そして出来上がったものが、こちらの写真となります。
やった~! 完成です。 イイ感じ、イイ感じ。
それでは次に周りの景色に移りたいと思います。 これがムズイんですよね~!
ジオラマの風景を作ってみる
もう一度、元となる写真を見てみます。
ウ~ン、草だな、草。 樹もありますね。 どうしよう・・・。
まずはやってみるしかありませんね。
ここで写真には出ていない道路も入れてみたくなりました。
以前、ジオラマ界の巨匠がサンドペーパーを使いアスファルトの道路を表現してました。
私も真似してみます。 ただあまり目の粗い奴、持ってないんだよなあ~。
1200番と書いてあります。 目が細すぎる・・・。 今度買ってきましょう。
今回は仕様がないので、これを使いやってみます。
まず最初に同じ大きさに切ったサンドぺーパーをこすり合わせていきます。
そうすると、余分な引っ掛かりが取れて、使い込まれたようなアスファルト面が出来上がります。
私のは目が細かいのであまり変わり映えしませんでした。 これを適当な大きさに切り
木工ボンドで貼り付けます。
ウ~ン、そうですか。 まあ今回は車の下になるところで、あまり見えないので良しとしましょう。
続いて、アスファルト舗装と草むらの境界線を消していきます。
先程の木工ボンドを周りに垂らして、草等を貼り付けていきます。
車を置いてみましょう。
ウ~ン、そうですか。 続いて樹を植えます。
周りにも草むらを作っていきましょう。 サクサク。
最初の写真をもう一度。
違うじゃん! なんか違う~~~!
そうです、草がないんですね。 分かりました。 背の高い草を植えていきましょう。
それには、コレ!
色違いの草です。 生やしていきましょう。 サクサク・・。
これでどうでしょう!
ウ~ン、そうですか。 ひとまず、これで完成という事でご勘弁下さい~。
まとめ
今回は車のある風景を作る際に、頭を悩ます構図を簡単に作れるアイデアをご紹介しました。
なかなか写真のようにリアルに作れる方法ではなくて申し訳ないのですが・・・。
何はともあれ、お気に入りの写真を使って満足のいくジオラマを作るには、
潤沢な資金、何度も繰り返しチャレンジする心意気!が大切だと分かりましたね。
皆さんもこのような事のないよう、頑張って作業して下さい!(オイ、オイ)
それではまた、面白い企画があれば挑戦したいと思います。 バイ、バイ!
※面白い企画がありました。「犬鳴村」の白いセダンを作ってみました!
ジオラマの作り方、簡単なのでやってみよ~!(犬鳴村の白いセダン編)
カテゴリ:ジオラマ・プラモデル [コメント:0]
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